大谷翔平巡る「最低最悪の10分間」 ドジャース編成トップが気が気でなかった争奪戦の裏話
米大リーグ・ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が、大谷翔平投手の争奪戦を回顧した。米メディアのポッドキャスト番組に出演。“誤報”騒動にも巻き込まれた当時の状況を「最低最悪だった」と振り返っている。

アンドリュー・フリードマン編成本部長がポッドキャスト番組に出演
米大リーグ・ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が、大谷翔平投手の争奪戦を回顧した。米メディアのポッドキャスト番組に出演。“誤報”騒動にも巻き込まれた当時の状況を「最低最悪だった」と振り返っている。
昨オフ、ドジャースと10年総額7億ドル(約1014億円=当時)の契約を結んだ大谷。インスタグラムでドジャース入りを発表した前日には、トロント行きの飛行機に乗っているとの“誤報”騒動にも巻き込まれた。フリードマン編成本部長は米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のポッドキャスト番組「スタークビル」に出演し、当時の状況を回顧した。
“誤報”が流れる1時間ほど前、大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏と電話をしていたフリードマン編成本部長。「何か示唆するようなことは何も言わなかったが、彼の質問の意図や内容から察して、かなり楽観視していたんだ」と好感触を得ていたことを明かした。同僚たちに「今日か、明日、明後日になるかもしれないが、我々はかなりいい位置にいると思う」と伝えたという。
だが喜んだのもつかの間。「それから45分後、ショウヘイがトロント行きの飛行機に乗っているというニュースを知った」という。慌ててバレロ氏に電話したものの、応答せず。結局10分後に折り返しの連絡が来たものの、「あの10分間は最低最悪だった」と苦笑いで振り返った。
ファンがネット上で飛行機を追跡する事態にまで発展した“誤報”騒動。球団の編成トップも気が気ではなかったようだ。
(THE ANSWER編集部)