大谷翔平の歴史的1年を上回る偉人に指摘「ルールを思い出せ」 70年前の「10」を米データ社紹介
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手を上回る記録をマークしていた偉人が注目されている。米データ分析会社が記録を紹介。米ファンから「同じようなルールがなかったことを思い出して」と指摘されている。

大谷翔平を上回る記録
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手を上回る記録をマークしていた偉人が注目されている。米データ分析会社が記録を紹介。米ファンから「同じようなルールがなかったことを思い出して」と指摘されている。
昨季の大谷は打者に専念し、史上最多の「43本塁打43盗塁(43-43)」をマーク。破竹の勢いで「50-50」の大台に乗せると、最終的には54本塁打、59盗塁まで積み上げた。歴史的シーズンにワールドシリーズまで制覇。文句のない年を振り返ったのは、米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」だった。
公式Xで記録を紹介。「我々は50回、1シーズンで50本塁打以上を放った選手を目にしています 同一シーズンで三盗数が最も多いのは?」と名前を列挙した。1位は9個の大谷ではなく、10個のウィリー・メイズ氏(1955年)だ。3番手に5個のアレックス・ロドリゲス氏(2001年)、4個のグレッグ・ボーン氏(1998年)が続いている。
野球殿堂入りしているメイズ氏はジャイアンツで長らく活躍。メジャー通算3005試合で3293安打、660本塁打、1909打点をマークした。通算打率.301で339盗塁をマークするなど俊足も武器だった。首位打者1回、本塁打王4回、盗塁王4回を獲得。MVP2度、外野手としてゴールドグラブ賞も12度獲得し、走攻守の三拍子そろった伝説的選手だった。
しかし、今回の投稿に対し、米ファンは「ウィリーには同じようなルールがなかったことを思い出して」「牽制の制限、ピッチクロック、ベースの拡大……盗塁の統計は以前ほど印象的ではない」「三盗は過大評価されている」と指摘。時代によってルールが異なることに触れている。
(THE ANSWER編集部)