水原被告に新たな“嘘”の証拠 大谷のカード無断使用で…苦しい生活は「事実ではない」検察主張
ドジャースの大谷翔平投手の口座から約1700万ドル(約26億4200万円)の金を盗み、不正送金した罪に問われている元通訳の水原一平被告について、米スポーツ専門局「ESPN」は「連邦捜査局:ミズハラはオオタニからの窃盗事件の以前はギャンブル依存症ではなかった」との見出しで記事を掲載。水原被告が家賃の支払いなどでギリギリの生活を送っていたとする主張を、検察が否定する証拠を提示している。

米メディアが検察の主張を伝える
ドジャースの大谷翔平投手の口座から約1700万ドル(約26億4200万円)の金を盗み、不正送金した罪に問われている元通訳の水原一平被告について、米スポーツ専門局「ESPN」は「連邦捜査局:ミズハラはオオタニからの窃盗事件の以前はギャンブル依存症ではなかった」との見出しで記事を掲載。水原被告が家賃の支払いなどでギリギリの生活を送っていたとする主張を、検察が否定する証拠を提示している。
水原被告はサポートのため、大谷の近くに家を借り、高額な家賃を支払っていたと主張。日本のアパートの家賃も支払っていたとし「給料ぎりぎりの生活を送っていた」と苦しんでいたことを説明していた。記事ではこれを検察側が「事実ではない」と否定する内容を伝えている。
検察によると、水原被告は大谷のデビットカードを許可なく使用して家賃を支払っていたという。銀行取引明細書も証拠として提出されているようだ。「(水原被告には)ローンも、車の支払いも、家賃もなかった」と“嘘”について主張している。
記事では「検察は、ミズハラの当座預金口座には常に『多額の残高』があった」とも報じられており、23年3月には3万ドル(約460万円)、ドジャースに移った24年3月には19万5000ドル(約3000万円)以上残っていたとしている。水原被告は韓国での開幕戦後にスキャンダルが発覚し、ドジャースを解雇となった。
(THE ANSWER編集部)