水原被告、ド軍解雇の3月「口座に3000万円超」 検察主張「自分の金を使えたが、大谷から盗んだ」
ドジャースの大谷翔平投手の口座から約1700万ドル(約26億4200万円)の金を盗み、不正送金した罪に問われている元通訳の水原一平被告について、米スポーツ専門局「ESPN」は検察の主張を伝えた。2021年、大谷の口座から不正送金した時について「自分の金銭を使ってブックメーカーに支払うこともできた」としている。

水原被告は「オオタニに返済するつもりはなかった」と検察主張
ドジャースの大谷翔平投手の口座から約1700万ドル(約26億4200万円)の金を盗み、不正送金した罪に問われている元通訳の水原一平被告について、米スポーツ専門局「ESPN」は検察の主張を伝えた。2021年、大谷の口座から不正送金した時について「自分の金銭を使ってブックメーカーに支払うこともできた」としている。
「連邦捜査局:ミズハラはオオタニからの窃盗事件の以前はギャンブル依存症ではなかった」との見出しがついた記事では「検察は、ミズハラが主張したように、オオタニから窃盗を余儀なくされるほどの『莫大な借金』を抱えていたわけではなかったと主張している」と伝えられた。
検察によると21年9月、水原被告が大谷の口座から「控えめな4万ドル(約620万円)」を不正送金した時、水原被告の当座預金口座には3万4000ドル(約530万円)以上あったというのだ。検察の主張として「(ミズハラは)自分の金銭を使ってブックメーカーに支払うこともできたが、代わりにオオタニから盗むことを選んだ」と伝えられている。
一方で賭けの勝ち分は水原被告の個人口座に入金されており「オオタニに返済するつもりはなかった」との見方をしているようだ。さらに「検察は、ミズハラの当座預金口座には常に『多額の残高』があった」とも報じられており、23年3月には3万ドル(約460万円)、ドジャースに移った24年3月には19万5000ドル(約3000万円)以上残っていたとしている。水原被告は韓国での開幕戦後にスキャンダルが発覚し、ドジャースを解雇となった。
(THE ANSWER編集部)