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水原被告、明かした犯行動機に検事が厳しい指摘 ギャンブル依存症ではなく「むしろ強欲さ」問題

ドジャースの大谷翔平投手の口座から約1700万ドル(約26億4200万円)の金を盗み、不正送金した罪に問われている元通訳の水原一平被告について、23日(日本時間24日)に米スポーツメディア「ジ・アスレチック」が新たな事実を報じた。同被告が銀行側と電話した生々しい音声データのほか、犯行の動機を「ギャンブル依存症ではなく強欲さ」とする米国連邦検事補の見解を紹介している。

水原一平被告【写真:Getty Images】
水原一平被告【写真:Getty Images】

米メディアが米国連邦検事補の見解を紹介

 ドジャースの大谷翔平投手の口座から約1700万ドル(約26億4200万円)の金を盗み、不正送金した罪に問われている元通訳の水原一平被告について、23日(日本時間24日)に米スポーツメディア「ジ・アスレチック」が新たな事実を報じた。同被告が銀行側と電話した生々しい音声データのほか、犯行の動機を「ギャンブル依存症ではなく強欲さ」とする米国連邦検事補の見解を紹介している。

「独占:オオタニの元通訳がオオタニになりすまして銀行に電話したことを音声が明らかにする」との見出しがつけられた記事によると、水原被告の弁護士は訴状に「彼は18歳から『ギャンブル依存症』に苦しんでいた」と記載。「賭けていないとソワソワするようになったのです。賭け続けなければいけないプレッシャーを感じるようになりました」という同被告の発言が引用されている。

 一方、米連邦検事事務所は「ミズハラがギャンブル依存症に注意を向かせるだろうと予想していた」とし、ジェフ・ミッチェル連邦検事補の言葉を紹介。「被告がギャンブルに依存していたとしても、被告の行為を完全に説明することはできない。なぜなら、被告は盗んだ資金をギャンブルとは関係がない膨大な私費に使っていたからだ」と指摘した。

 連邦検事事務所は私費の例として、水原被告が大谷のクレジットカードを使い、32万5000ドル(約5070万円)相当の野球カードを購入したことや、被告の歯科治療費として大谷が切った6万ドル(約936万円)の小切手を治療に使わず、個人の銀行口座に入れたことなどを提示。「最終的に、被告の犯行動機はギャンブル依存症ではなく、むしろ強欲さにあると当局は提起する」と厳しい見解を示した。

(THE ANSWER編集部)



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