まだあったイチロー氏の粋な言葉使い 先輩グリフィーJr.を「ジョージ」と呼んだワケ、MLB公式は「最高」
大リーグ通算3089安打を放ったイチロー氏の米野球殿堂入りが21日(日本時間22日)に発表された。真っ先に祝福したのは。マリナーズでともにプレーしたケン・グリフィーJr.氏だ。2人のやり取りの中で、ファンが疑問に思う部分があった。MLB公式が説明している。

ケン・グリフィーJr.に「ジョージ」の謎
大リーグ通算3089安打を放ったイチロー氏の米野球殿堂入りが21日(日本時間22日)に発表された。真っ先に祝福したのは。マリナーズでともにプレーしたケン・グリフィーJr.氏だ。2人のやり取りの中で、ファンが疑問に思う部分があった。MLB公式が説明している。
殿堂入りを伝えた米放送局「MLBネットワーク」の番組には、通算630本塁打などの実績で2016年に殿堂入りしているグリフィーJr.氏がオンライン出演。かつての同僚を祝福した。7月に米ニューヨーク州クーパースタウンで行われる式典に「酒をもってくるように」と求めるなど仲の良さが伝わるやり取りの中で、イチロー氏はこう言った。
「ジョージ、本当にどうもありがとう」
番組出演者たちが爆笑したこの発言。なぜイチローは「ジョージ」と呼んだのか。この疑問に答えたのが、MLB公式サイトが掲載した「グリフィー、殿堂入り発表後にイチローを驚かす―ところで、なぜイチローはジョージに感謝した?」という記事だ。
記事は「テレビで誰かがファーストネームであるグリフィーJr.と最後に呼んだのはいつなのか、それは定かではないか、イチローは最高のタイミングを選んだのは間違いない。念のため、彼のフルネームはジョージ・ケネス・グリフィーJr.なのだ」と、グリフィーJr.氏の名前に隠された真実を紹介している。
シアトルで行われた記者会見でイチロー氏は、1票差で史上2人目の満票選出を逃したのを「1票足りないというのは、すごく良かった」と“らしい”言葉で振り返っていたが、他にもつむぐ言葉の端々に粋な理由が隠れていた。
(THE ANSWER編集部)