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競馬レース中に珍事「これは実況のナイスプレー」 たった2頭で1分32秒繋いだ「プロの技術」に絶賛の嵐

4日に行われた大井競馬・第3レースの新馬戦(ダート1400メートル)でわずか2頭立てでレースが行われる驚くべき珍事が起こった。5頭立ての予定のところ、2頭が当日に出走取消、1頭がレース直前に競争除外となったための措置だった。2頭のマッチレースに現地ファンは大喝采を浴びせた一方、実況を務めた場内アナウンサーの“神業”を、ネット上のファンは称賛。「ナイスプレー」「プロの技術」といった声が上がっている。

大井競馬で行われた新馬戦で2頭立てでレースが行われる珍事が起こった(画像はイメージです)
大井競馬で行われた新馬戦で2頭立てでレースが行われる珍事が起こった(画像はイメージです)

大井競馬で行われた新馬戦

 4日に行われた大井競馬・第3レースの新馬戦(ダート1400メートル)でわずか2頭立てでレースが行われる驚くべき珍事が起こった。5頭立ての予定のところ、2頭が当日に出走取消、1頭がレース直前に競争除外となったための措置だった。2頭のマッチレースに現地ファンは大喝采を浴びせた一方、実況を務めた場内アナウンサーの“神業”を、ネット上のファンは称賛。「ナイスプレー」「プロの技術」といった声が上がっている。

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 まるで“公開調教”だった。たった2頭だけでのゲートイン。勢いよく飛び出したのは、笹川翼騎手のライジンバローズ(牡2・福永敏)。一方、吉井章騎手が手綱をとったカミュ(牡2・松浦裕)はそろっとしたスタートで前を追った。手応え十分の逃げに見えたライジンバローズだったが、4コーナー手前で仕掛けたカミュが直線で豪快に伸び、最後は8馬身もの差をつけて2頭のマッチレースは1分32秒6のタイムとともに完結した。

 このレースを盛り上げたのは、レース実況を務めた鈴木努アナウンサー。向正面半ばまでは両馬の位置取りなどを伝えていたが、途中から両騎手の現況などを紹介し始めた。笹川騎手については「今年4月16日に2000勝ジョッキーへの仲間入りを果たしています」と伝え「早くも2100勝、次の区切りが見え始めています」と続けた。吉井騎手については「今年キャリアハイを更新中。現在52勝を挙げています。53勝目を目指して3コーナーを回っています」と繋いだ。

 90秒超の実況をよどみなく続けた鈴木アナにはネット上のファンも爆笑とともに喝采。「これは実況の方はナイスプレーだわwww」「喋ること無さすぎて騎手の解説入ってたの笑う」「『53勝目を目指して3コーナー~』のところかなり上手い繋げ方したと思うけど俺だけ?」「なかなかないよね騎手情報モリモリのレース」「2頭立てでも間を空けずにきっちり実況できるのは凄い。これぞプロの技術!」といった声が上がっている。

 鈴木アナはレース後に自身のX(旧ツイッター)を更新。「次の機会があれば絶対もっと上手く喋れます!その時生きてるか知らんけど」とつづり、泣き笑いの絵文字を添えて振り返っていた。

(THE ANSWER編集部)

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