水原氏の巨額賭博問題、調査は「比較的短いものに」 コミッショナーが大谷翔平の声明を評価「透明性ある」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手の通訳を長年勤めた水原一平氏に、巨額の違法賭博に関与した疑いがかかっている問題について、コミッショナーのロブ・マンフレッド氏が球界としての調査は「比較的短いものになる」と明らかにした。3月20日に韓国・ソウルで行われた開幕戦後に問題が発覚すると、大リーグ機構が調査に乗り出すと表明していた。
![大谷翔平と水原一平氏(左)【写真:ロイター】](https://the-ans.jp/wp-content/uploads/2024/03/21080758/20240320_ohtani_reuters.jpg)
米専門局の番組に出演、大谷声明は「とても信頼できる」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手の通訳を長年勤めた水原一平氏に、巨額の違法賭博に関与した疑いがかかっている問題について、コミッショナーのロブ・マンフレッド氏が球界としての調査は「比較的短いものになる」と明らかにした。3月20日に韓国・ソウルで行われた開幕戦後に問題が発覚すると、大リーグ機構が調査に乗り出すと表明していた。
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マンフレッド氏は米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の番組「ザ・カートン・ショー」に出演。番組の公式X(旧ツイッター)に公開された動画によると、司会のクレイグ・カートン氏の「現状、調査はどのように進んでいますか」という質問に対し、現状を明らかにしている。
「オオタニの(声明を発表した)会見はとても信頼でき、透明性があるものだと思った。しかし、我々としては、それを検証しなければならない。ファンには野球の清廉潔白さを保証しなければいけない。調査については現状どこまで進んでいるか明確に示すのは難しい。しかし、調査は長くは続かないと思う。比較的短いものになるのではないか。連邦の捜査が並行しているのは、今回のケースについて言えば我々の助けになるかもしれない」
この問題は開幕戦の直後に公になり、「ESPN」など米国の複数メディアが水原氏の違法賭博への関与を報じた。胴元へ大谷の口座から最低450万ドル(約6億9000万円)の送金があったとされ、米国の国税当局や大リーグ機構が調査に乗り出すとしていた。
大谷は3月25日(日本時間26日)に声明を発表し、自らが賭博を行ったことはなく、送金は水原氏が勝手に行ったとの立場を明らかにしている。
(THE ANSWER編集部)
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