ドジャースのキャンプ地で注目を集めるもう一人の日本人

　米大リーグのドジャースは9日（日本時間10日）に米アリゾナ州グレンデールでバッテリー組がキャンプインした。2日目にして波が明らかになっているのが“由伸ブーム”だ。オフに12年総額3億2500万ドル（約463億円＝契約当時）という投手史上最高待遇で入団したエース候補は、新たな同僚やファンの注目を一身に浴びている。

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　本拠地ロサンゼルスの地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者は自身のX（旧ツイッター）に、山本がファンのサイン攻めにあっている写真を投稿。「あなたのおかげで日本語を勉強し始めました」と日本語で書かれたボードを掲げる少年や、背番号18のユニホームを手にした人もおり、既に高い人気をうかがわせている。

　また米専門メディア「ドジャース・ネーション」は、山本がトレーニング施設を移動するたびにできる“大移動”を動画で紹介。日本のメディアが何台もカメラを向けるだけでなく、それに従ってファンの大移動まで起きている様子だ。この光景に日本のファンからは「『あっちにポケモンが出たぞー』みたいに皆が動き出すの笑う」などといったコメントが寄せられた。

　ブルペン投球を行ったキャンプ初日には、ウォーカー・ビューラー投手と笑顔でグータッチする様子が注目された。日本からやってきた噂の新戦力はどのような結果を残すのか。山本の周囲は早くも“プチフィーバー”となっているようだ。