キャンプ初日から笑顔でグータッチした相手とは

　米大リーグのドジャースは9日（日本時間10日）、米アリゾナ州グレンデールでバッテリー組がスプリングトレーニングの初日を迎えた。オフに12年総額3億2500万ドル（約463億円＝契約当時）で新入団した山本由伸投手はさっそく、新たなチームメートと親密な様子を見せた。球団公式がグータッチ動画を公開すると、「チームに馴染んでるみたいでなによりです」と、日本のファンから安心したかのような声が上がっている。

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　この日の山本はドジャーブルーのユニホーム上衣に身を包み、さっそくブルペンに立つと気持ちよさそうにボールを投げ込んだ。さらに、日本のファンの注目を集めたのは、ウォーカー・ビューラー投手との親密な様子だ。キャッチボールが行われているグラウンドで、笑顔でグータッチ。早くも距離を詰めている様子がうかがえる。

　ドジャースが公式Xでこの場面の動画を公開すると、日本のファンからは「チームに馴染んでるみたいでなによりです」と、新天地に溶け込んでいるのに安心した様子のコメントが付いた。

　さらに「やっぱりユニホーム姿を見るのはいいですねぇ　ブルペンなんかはテンション上がります」「改めて、行ってしまったんだなあとしみじみ」と、ついに大リーグのユニホームをまとって動く姿に、様々な感想がもれた。

　山本とグータッチしたビューラーは、2021年に16勝4敗という好成績を残した29歳の右腕。昨季は右肘手術のため、シーズン終盤にマイナーで1試合調整登板しただけで、今季の完全復活を期している。身長178センチの山本と並ぶと頭一つ分背が高く「MLBではあまり大きく感じないビューラーだが、普通にデカいな」という声もあった。