[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

「ボールガールが恐怖に襲われる」 全豪OPで怒り爆発したロシア選手を英紙批判「球を壁に…」

テニスの全豪オープンで熱戦が繰り広げられる中、ボールガールに危険が及んだ行為が脚光を浴びている。14日の男子シングルス初戦でパベル・コトフ(ロシア)がアルトゥル・ランデルクネク(フランス)と対戦。コトフが怒りに任せてボールを叩きつける動画付きで、英紙が「醜い行為が全豪OPを揺るがした」「ボールガールが恐怖に襲われる」と報じた。

パベル・コトフ【写真:Getty Images】
パベル・コトフ【写真:Getty Images】

怒って壁に渾身の一振り

 テニスの全豪オープンで熱戦が繰り広げられる中、ボールガールに危険が及んだ行為が脚光を浴びている。14日の男子シングルス初戦でパベル・コトフ(ロシア)がアルトゥル・ランデルクネク(フランス)と対戦。コトフが怒りに任せてボールを叩きつける動画付きで、英紙が「醜い行為が全豪OPを揺るがした」「ボールガールが恐怖に襲われる」と報じた。


【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し 運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って?(W-ANS ACADEMYへ)

 壁に向かって思い切りボールを打ち付けたようだ。プレーが止まり、転がってきたボールを手にしたコトフ。そのまま振り返り、渾身のフォアハンドを背後にかました。ボールの行方は映っていないが、周囲のボールガールは身をかがめ、やや驚いたような表情をしている。

 動画付きで報じた英紙「デイリーメール」は「醜い行為が2024年の全豪オープンを揺るがした。ラウンド1でロシアのスターが怒りを爆発させ、ボールガールが恐怖に襲われる」との見出しで記事を掲載。「コトフは、全豪オープンで衝撃的な感情の爆発により若いボールガールを恐怖に陥れたのに、失格にならなかったのは幸運だった」とつづった。

 コトフは2セットを先取したが、第3、4セットを取られて追いつかれた。記事によると、フルセットに持ち込まれ「その過酷な状況の中、コトフは感情が爆発し、多くのテニスファンを激怒させた」という。

 さらに「ショットを入れられなかったコトフはボールを掴み、ボールガールが近くに立っていた後ろの壁に勢いよく打ち込んだ」「ボールの行方はボールガールが危険になるほど近かったが、身をかがめていた彼女には当たらなかった」と説明。「観客にぶつけるのは失格となるが、その悪意に満ちた行為は後味の悪いものとなった」と批判的につづった。

 コトフは最終セットを奪って2回戦に進出した。テニス界では過去にもボールガールにぶつけてしまった行為がたびたび話題になっていた。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集