ドジャース同僚のケリー投手の妻に贈ったポルシェ

　米大リーグ・ドジャースに入団した大谷翔平投手が背番号「17」を譲ってもらった“お礼”として、2000万円を超える高級車ポルシェを同僚に贈ったことは日米で大きな話題となった。米国の起業家は「賢い行動」とメーカーを称賛。「ウィン・ウィン・ウィンだ」と指摘している。

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　入団会見で背番号17のユニホームに袖を通した大谷。今季17番を付けていたジョー・ケリー投手の妻アシュリーさんが23日（日本時間24日）に自身のインスタグラムで投稿した動画に衝撃が広がった。

　自宅のドアを開けると1台の車が停まっており、玄関にやってきた男性から「あなたにポルシェが届いています」と言われてビックリ。夫のケリーから「これは君のだよ。ショウヘイがポルシェを贈りたいって。マジだよ」と告げられたアシュリーさんがさらに驚いた、という内容だ。

　大谷の粋な行動について、Xのフォロワー58万人を誇る米国のスポーツビジネス起業家、投資家のジョー・ポンプリアーノ氏は「ショウヘイ・オオタニはポルシェとエンドースメント契約を結んでいる。アシュリーは新車を手にし、ショウヘイは素晴らしい男に見え、ポルシェは15万ドル（約2140万円）でバズるマーケティングを打つことができる。これはウィン・ウィン・ウィンだ」と投稿した。

　さらに「ポルシェのマーケティングチームによる信じられないほど賢い行動だ」とこれにサポートしたと見られているポルシェ側も称賛した。2021年8月に「ポルシェ ドライビングアスリート」に就任している大谷。同僚の妻をも喜ばせた今回の行動はしばらく注目を浴びそうだ。