エンゼルスからFA

　米大リーグ・ドジャースが11日（日本時間12日）、エンゼルスからフリーエージェント（FA）となっていた大谷翔平投手を獲得したと正式発表した。契約は10年。球団公式Xでは歓迎動画も公開され、映像内の大谷の背番号は「17」になっている。大谷本人は「ドジャースファンのみなさん、私をあなたのチームに歓迎してくれてありがとうございます」と感謝を表している。

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　大谷は9日（日本時間10日）、自身のインスタグラムでドジャース移籍を発表していた。複数の米メディアが10年総額7億ドル（約1014億円）と報じるなど大きな話題になった。発表の中で大谷は「ドジャースファンのみなさん、私をあなたのチームに歓迎してくれてありがとうございます」と感謝。「ドジャース球団と私は、ワールドシリーズ（制覇）のパレードをロサンゼルスの街に届けるという同じ目標を共有していると100％言えます」とコメントしている。

　ドジャース会長のマーク・ウォルター氏は「ドジャースとあらゆるところにいる私たちのファンを代表して、私たちはショウヘイ・オオタニを、ジャッキー・ロビンソン、サンディ・コーファックス、ヒデオ・ノモというこのスポーツで最も伝説的で先駆的な3人の選手たちのホームであるドジャースに歓迎します」と野茂英雄氏らの名前を出して喜んでいる。

　ウォルター会長は「ショウヘイは世代に一度の才能で、世界で最もエキサイティングなプロアスリートの1人です。私たちの選手、スタッフ、マネージメント、そしてオーナーシップは、ドジャースのフィールド上でのさらなる発展と繁栄に貢献するためにショウヘイと一緒に働けることを楽しみにしています。ショウヘイとともに、MLBの興奮を楽しむ人々を世界中で増やしていくために努力していきます」ともコメントしている。