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セリーナ暴言、ラモス主審は「厳格だが公正」 関係者証言「選手を公平に扱っている」

テニスの4大大会、全米オープン女子シングルスを制した世界ランク7位・大坂なおみ(日清食品)。決勝戦の相手となったセリーナ・ウィリアムズ(米国)はカルロス・ラモス主審に暴言を吐き、ラケット破壊などの行動を見せた後、記者会見で性差別を主張した。現地のファンからはブーイングを浴びるなど批判の集まったポルトガル人審判だが、関係者は「厳格だが、公正だ」という人間性を評価。ラモス氏への擁護の声が高まっている。

カルロス・ラモス主審【写真:Getty Images】
カルロス・ラモス主審【写真:Getty Images】

セリーナから暴言浴びたラモス主審、関係者から続々好意的な証言と米紙特集

 テニスの4大大会、全米オープン女子シングルスを制した世界ランク7位・大坂なおみ(日清食品)。決勝の相手となったセリーナ・ウィリアムズ(米国)はカルロス・ラモス主審に暴言を吐き、ラケット破壊などした後、記者会見で性差別を主張した。現地ファンからはブーイングを浴びるなど批判の集まったポルトガル人審判だが、関係者は「厳格だが、公正だ」という人間性を評価していると米メディアが紹介。ラモス氏への擁護の声が高まっている。


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「カルロス・ラモス、セリーナ・ウィリアムズの決勝のアンパイアは厳格だが、フェアと評判だ」と特集したのは米紙「USAトゥデー」だった。

 全米オープンでセリーナに「盗人」呼ばわりされるなど、再三の暴言を浴びたラモス主審。適切なペナルティを下したのだが、試合中はセリーナ贔屓のファンからブーイングを浴び、試合後も波紋が広がっていた。

 だが、本当にラモス主審に過ちはあったのか。ここにきて47歳のポルトガル人主審を擁護する声が高まりを見せているようだ。

「カルロスは厳格だが、フェアだという最高の評判を持つアンパイアだ。私の言うフェアとはアンパイアとしてプレッシャーに打ち勝てることを意味している。彼は選手を公平に扱っている。予選から勝ち上がった選手だろうが、第1シードだろうが、チャンピオンだろうが、グランドスラム初出場の選手だろうが、だ」

 記事によると、ITF(国際テニス連盟)の審判部長をかつて務めたマイケル・モリッシー氏はこう語った。ラモス氏は公平さという主審に必要不可欠な能力のみならず、複数の言語を操るコミュニケーション能力、そして、プレッシャーに動じない精神力を兼ね備えているという。

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