スパーズ戦で3ポイントシュートに連続成功

　米プロバスケットボール（NBA）のサンズに所属する渡邊雄太は31日（日本時間1日）、本拠地スパーズ戦で3ポイントシュート3本に成功するなど今季初の2ケタ11得点。鮮やかな連続成功には米ファンからも興奮の声が続出し、「最高の補強の1つだ」「ずっとコーナーにいてほしい」などと称えられていた。

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　渡邊がホームの米ファンを熱狂させた。見せ場は第3Q。残り2分30秒付近で大黒柱のKDことケビン・デュラントからパスを受けると、鮮やかなコーナー3に成功。さらに約30秒後にも同じ形だ。またもKDからのアシストを受け、得意のコースから再び3ポイントに成功。今季初の2ケタ得点に乗せた。同僚も腕を突き上げて興奮だ。

　実際の映像をNBA公式X（旧ツイッター）も投稿するなど、渡邊の活躍ぶりにも注目が集まった一戦。X上の米ファンからは「ユウタ・ワタナベはNBA最高のシューターだ」「ユウタが私の人生を変えた」「ワタナベは特別な男だ」「ユウタ・ワタナベは今年のオフシーズン最高の補強の1つだ」「ユウタがコーナーにずっといて欲しい。今シーズンずっと。ユウタ・ザ・シュータは外さない」「ワタナベはどのチームでもプレーできると納得した。どんなシステムにでも簡単に適応できる」「KDがユウタ・ワタナベを信頼するように、彼女も僕のこと信頼してくれたらなぁ（笑）」などと興奮の声が続出していた。

　身長224cmの全米ドラフト1位、ビクター・ウェンバンヤマとのマッチアップもありながら守備でも貢献。試合はサンズが終盤までリードしていたが、第4Q残り約1秒で逆転されて114-115と痛恨の敗戦。渡邊は決めていれば勝利を大きく手繰り寄せていた残り28秒のスリーポイントシュートは惜しくも外し、悔しさも残る一戦になった。