杭州アジア大会

　中国で行われている杭州アジア大会は5日に女子バスケットボール決勝が行われ、中国が74-72で日本を下して金メダルを獲得した。開催地での大会で大いにファンを喜ばせた中国代表の3人に、「住宅」がプレゼントされると地元メディア「澎湃新聞」が報じている。

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　最終クォーター残り13.8秒で72-72の同点となる大接戦。最後は中国が2点を勝ち越して試合を終え、金メダルを獲得した。喜び爆発の中国選手のうち、3人に贈られる粋なプレゼントが注目されている。「女子バスケ選手3人に『住宅』をプレゼント」とのタイトルで記事を掲載した「澎湃新聞」によると、四川遠大美楽女子バスケットボールクラブが公式サイトが「検討した結果、李夢、王思雨、韓旭の3名に68平方メートルの人気の住宅を贈ることとなった」との発表がなされたという。

　発表では「李夢、王思雨、韓旭はとりわけ優れたパフォーマンスを見せ、果敢にプレーし、中国女子バスケットボールの精神を十分に示して、祖国のために栄誉を勝ち取り、四川省にも華を添えてくれました。四川遠大美楽女子バスケットボール全員にとって3人は学ぶべき手本です」と記されている。

　アジアカップでも優勝した中国代表は、韓旭、李夢、王思雨、高頌に同団体からそれぞれ50万元（日本円で約1000万円）の報奨金が与えられたとも伝えられている。「次々と与えられることになった大規模褒賞にネットでも注目が集まっているが、ほとんどのファンやネットユーザーは、選手たちにはもっと恵まれた待遇があたえられるべきだし、更に注目されるべきだという考えのようだ」と記事には記されていた。

　中国メディア「ジーボーバ」でも同じ内容の記事が公開され、コメント欄には「家は広くはないけれど、クラブの褒賞としてはなかなかのものだ」「四川省は本当に人情味がある」「四川遠大集団に大きな『いいね』を贈ります。社会的責任を負う企業は全力で支持しなければ」「昨日、その住宅の近くを通ったけど、本当にいい住宅だった」「この集団のボス、気前がいい。いいね」「恒大集団（巨額の赤字をかかえて経営危機が問題にされている不動産グループ）の住宅じゃないでしょうね」「どの選手にも1つ与えるべきだ」などと反響が集まっていた。