メイウェザー“傘下”だった選手、外国人同士の試合も…亀田興毅氏、異例のカードを組み込む理由
メイウェザープロモーションに所属した選手も登場
さらにウェルター級8回戦に出場するファン・カルロス・トーレス(プエルトリコ)は、過去にフロイド・メイウェザー氏のプロモート会社に所属していた20勝(16KO)1敗の32歳。WBA世界ライト級正規王者ガーボンタ・デービス(米国)のスパーリングパートナーを務めてきたという。対する長濱陸(石田)も元東洋太平洋ウェルター級王者の実力者だ。
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亀田氏「これも面白いカード。トーレスはメイウェザープロモーションから亀田プロモーションにやってきた。契約選手として、日本で大きい階級の本物のカードを見せていきたい。ボクシングファンが興奮するカードとしてヒリヒリした試合になるんじゃないかなと。トーレスは強いですよ。デービスともバチバチやっていた。こういう選手の試合を日本のファンに見てほしい」
その他にはスーパーバンタム級8回戦で、日本同級10位・福永宇宙(黒瀬)と同級12位・村井貴裕(名古屋大橋)が対戦。65キロ契約6回戦には、福重浩輝(KWORLD3)と加藤亜礼史(折尾)が登場する。スーパーフライ級6回戦の政所椋(KWORLD3)の相手は未定。追加カードがある場合は後日発表される。
亀田氏は会見の最後に想いを明かした。
「3150FIGHTは約2年前に大阪で産声を上げました。コロナで観客ゼロ、スポンサーもゼロからのスタート。『SURVIVAL』も含めて8月で15回目です。世間的には3150FIGHTというブランドがだいぶ認知もされてきたのではないか。ボクシング界のために命を懸けて再興させたいと思って、2年間突っ走ってきました。ボクシングは最高のスポーツなので、ボクサーのために、ジムの人たちのために、ファンのために盛り上げていきたい。
3150FIGHTなので3150円のチケットもあります。新規ファンに見てもらうのも大事。ハーフタイムショーもやります。4回戦から全試合生中継。ボクサー全員が輝けるようにやっています。このブランドを絶やさずやっていきたい。(他ジム主催の)サポート興行もやっていきます。スポンサーの獲得、メディア露出、マッチメイク、皆さんが悩んでいるところを我々がサポートして、ボクシング界全体を盛り上げたい。
3150FIGHTだけがよくなってもよくない。業界全部をみんなで力を合わせて底上げするところにもっていくのが、3150FIGHTを立ち上げた時のテーマで使命。子どもたちの憧れのスポーツになるようにしたい」
(THE ANSWER編集部)