マーリンズ戦ベンチでのやり取りとは

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は26日（日本時間27日）、本拠地マーリンズ戦に「3番・DH」で4打数無安打に終わり、チームも2-6で5連勝を逃した。試合中には、まさかのボールボーイからビンタを受けるシーンも。米地元局が珍場面の動画で脚光を浴びせると、米ファンを「勝てなかったけど、少なくともこれ見られた」と和ませている。

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　気合いの一発なのか。2-6で追いかける9回。ベンチの大谷は傍にいたボールボーイのスティーブ・パルドさんに笑顔を向けると何か声をかけた。すると、パルドさんは両手のひらを擦るように動かす。次の瞬間、左手で大谷の頬をパチリと叩いた。全く勢いのないおふざけのビンタだったが、大谷は強烈な一撃をくらったようにしかめっ面をしてみせた。

　和やかな交流の動画を、米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式ツイッターが公開。解説を務めたマーク・グビザ氏は「目覚ましですね」と注目した。実況のパトリック・オニール氏も「スティーブ・パルドですね。有名人になりました。兜役を務めたりもしています」と紹介。米ファンからも「勝てなかったけど、少なくともこれ見られた」と話題を集めている。