大谷は16日、「ベーブ・ルース生誕の地」ボルティモアでのオリオールズ戦に先発予定

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日（日本時間16日）、敵地オリオールズ戦で今季9度目の先発マウンドに上がる。相手先発は今季デビューしたばかりの超有望株。23歳のルーキーは、投げ合う予定の投手と打者としても対戦する可能性について「未知の領域だね。ワクワクしているよ」と胸を躍らせた。

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　球界きってのスーパースターの登場に、敵地メディアも早くも注目している。ベーブ・ルース生誕の地として知られるボルティモア。大谷が同地のマウンドに立つのは5回4失点で勝ち負けつかずだった2021年8月25日（同26日）以来2度目だ。

　投げ合う予定なのは、4月5日（同6日）にメジャーデビューしたばかりの23歳の右腕グレイソン・ロドリゲス投手。MLB公式が公表している今季の有望株ランキングで全体6位、球団2位に位置づけられている期待の新人だ。MLB公式のオリオールズ番ジェイク・リル記者は、大谷との対決を翌日に控えたロドリゲスのコメントを自身のツイッターで紹介している。

　大谷を「球界の顔かどうかと話題になるような選手」と称えたロドリゲス。「そのようなレベルの選手と同じダイヤモンドに立てるときはいつでも、自分がメジャーの舞台にいるんだ、って実感するよ」と感慨を語った。

　さらに、投手として投げ合うだけでなく、同じ日に「打者・大谷」とも対戦する可能性について尋ねられると「これは未知の領域だね」と言及。「かつて経験がないようなことだ。リトルリーグの頃まで遡らないといけないと思う」と驚きながら「ワクワクしているよ」と対決を楽しみにしていた。