ベン・ジョイスはOP戦1回無失点デビュー

　米大リーグ・エンゼルスに所属する最速105.5マイル（約169.7キロ）男、ベン・ジョイス投手が26日（日本時間27日）、ホワイトソックスとのオープン戦で“デビュー”。1回無安打無失点、2奪三振だった。打者の内角に剛球を投げ込み、バットもへし折った実際の投球映像を米投球分析家が公開。「104マイルに見える」「これはまさに剛速球だ」などと米ファンの興奮の声が書き込まれている。

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　メジャー初登板も近いかもしれない。テネシー大に所属していた昨年、衝撃の剛速球で話題となったジョイス。この日のオープン戦でも剛速球を惜しげもなく投げ込んだ。最初の右打者ソーサへの初球は顔付近を通過。それでも遠慮なく内角を厳しく攻めて空振りを2つ取ると、最後もインコース。根元に当たったバットは真っ二つにへし折れてしまい、内野フライとなった。

　続くゴンザレスにはスライダー、3人目のセスペデスにはズバッと快速球を外角に決めた。いずれも見逃し三振。“デビュー戦”は堂々の三者凡退となった。ピッチングニンジャの愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、「ベン・ジョイスの投球（2三振／1イニング）」とツイッターに記し、この日の投球映像を公開した。

　最速170キロ右腕に米ファンの期待も高まっているようで「彼はいつかクローザーになるのか？」「これはまさに剛速球だ」「オーマイガー、ベン・ジョイスは本当にメジャーリーガーとしてキャンプを出るぞ」「今年はまたエンゼルスファンになるかも」「104マイルに見える。なんてこった」「もう彼をクローザーにしろ」「文字通りバットを真っ二つに」「マジで激アツ」「エンゼルスの将来のクローザー」「彼の球はとてもパワフル」「キャッチャーミットよ、安らかに」などとコメントが書き込まれていた。