男子ツアーのリオ・オープンでまたも見られたほのぼのシーン

　男子テニスのリオ・オープンは21日（日本時間22日）に世界ランク2位で第1シードのカルロス・アルカラス（スペイン）と同554位のマテウス・アウベスとのシングルス1回戦が行われたが、試合中の降雨で翌日に順延となった。中断中にアルカラスはボールキッズに対して粋な計らいを見せて話題に。ATPツアーが公開した動画に、海外ファンからは「優しいね」「品がある」といった反響が寄せられている。

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　2人で並んだ。ワイルドカードからの出場となったアウベスを相手に順調にポイントを重ねたアルカラス。第1セットを6-4で奪うと、第2セットも1ブレークアップで、第8ゲームを終えて5-3とした。しかし、ここで雨が降り出して中断。アルカラスは屋根付きベンチの後方に立ち、雨をしのいでいた。そこで、何やら遠くを指差しながら合図を送る。すると、ボールキッズを務めていた少女がやってきて、アルカラスの隣に立って一緒に雨宿りを始めた。

　ATPツアー公式インスタグラムは「雨降り雨降りどっかいけ……」と記して動画を公開。海外ファンからは「君は本物だよ」「とっても優しいね」「ナイスガイだ」「よくやったぞ」「とても品があるわ」「素敵だ」「彼が大好き」といった心温まるコメントが集まっている。

　実はアルカラスは昨年大会の2回戦でも降雨で試合が中断。同じようにボールキッズと一緒にベンチで雨宿りをしており、今回で2年連続となった。