アイルランドでの障害レースであわや…

　欧州競馬で奇跡の神騎乗が見られた。アイルランドで行われた障害レースで、飛越の直後に騎手がバランスを崩して落馬寸前。しかし、驚異の技術で立て直し、見事優勝を飾った。ファンからは「信じられない」「ワールドクラスだ」といったコメントが集まっている。

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　何とかしがみついた。22日にアイルランドのサールス競馬場で行われた障害レース「クールモア・N.H.サイアーズ・モーグル・アイリッシュ・EBFメアーズ・ノービス・チェイス」。先頭を走っていたアレゴリーデヴァッシは快調に障害を飛越したが、鞍上のポール・タウネンド騎手はバランスを崩した。体は完全に前のめりになり、落馬寸前。しかし、タウネンド騎手は執念で馬の首にしがみつき、右に傾いた体勢を立て直して競走中止を逃れた。

　英競馬番組「レーシングTV」公式ツイッターは「驚いた！　サールス競馬場で序盤にドラマ、ポール・タウンエンドと一番人気のアレゴリーデバッシがあと少しで離ればなれに。なんてリカバリーだ！」との文言とともに動画を公開。よく見ると、バランスを崩した際に左のあぶみも外れているが、タウネンド騎手はしっかりとあぶみを掛け直している。同番組の記事によると、アレゴリーデヴァッシは見事に優勝を果たしたという。

　これには海外ファンから「アメージングだ」「Wow」「よくやったぞ」「これは凄いな」「信じられない！」「ワールドクラスだね」「お見事」といった反響が寄せられている。