日本、躍進の要因は「監督交代」 海外メディア分析「ニシノを責める日本人いない」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で16強進出を果たした日本代表。前評判を覆して2大会ぶりの決勝トーナメントに進出し、1回戦でもFIFAランク3位のベルギーを相手に一時は2点リードを奪うなど、世界に大きな驚きを与えた。番狂わせの要因について、海外メディアは監督交代にあったと分析している。
世界を驚かせた快進撃、海外メディア特集「監督交代が日本のW杯に生命を吹き込む」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で16強進出を果たした日本代表。前評判を覆して2大会ぶりの決勝トーナメントに進出し、1回戦でもFIFAランク3位のベルギーを相手に一時は2点リードを奪うなど、世界に大きな驚きを与えた。番狂わせの要因について、海外メディアは監督交代にあったと分析している。
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「監督交代が日本のワールドカップに生命を吹き込む」と特集を組んだのは、AP通信だった。記事では開幕前日に監督が電撃交代したスペインを例に出し、大会直前の監督交代は危険と指摘。「しかしながら、日本にとってワールドカップ2か月前でのヴァヒド・ハリルホジッチ解雇の決断は理にかなっている」と分析している。
日本は2大会ぶりの決勝トーナメント進出。決勝トーナメントはベルギーに2点差逆転負けを食らい、記事では「敗戦のショックを受け入れるにはいくらか時間がかかるだろう」としたが「しかし、日本はベルギー戦やトーナメント全体を通じて、計り知れない自信を得ることができる」と成果は大きいと主張している。
さらに、今大会開幕時点では評価が非常に低く、1次リーグ突破を予想する者はほとんどいなかったと言及し、ファンも期待を持てなかったことを紹介。「ハリルホジッチと選手の関係が悪化していたことは明らかだ。そして、日本サッカー協会はワールドカップに向けて結束を促すため、監督交代を決断した」と監督交代の背景を伝えている。