カタールW杯のドイツ戦直後に思わぬハプニング

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は23日、グループリーグで日本はドイツに2-1で逆転勝ち。1点を追う後半、途中出場の堂安律、浅野拓磨が続けて得点し、格上の強豪を相手に衝撃の逆転劇を演じた。試合後には、あるハプニングからDF板倉滉の心優しいシーンが発生。ネット上でも「これマジで紳士だった」「コケたカメラマンに手を差し伸べるイケメン」と話題を呼んでいる。

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　フル出場した板倉が意外なところでスポットライトを浴びた。日本の逆転勝利でスタジアムが沸いた試合後、撮影していた海外のカメラマンが転倒した。近くにいた板倉は、手にタオルを持ったまま近づき、右手を差し出し、立ち上がるのをフォロー。スペイン紙「アス」公式ツイッターがこの場面を写真付きで称賛。何気ない優しさに、日本のファンからは「転倒したカメラマンに手を差し出す板倉」「さすが板倉選手」などとコメントがついた。

　試合後の勝利に浮足立つことなく、咄嗟に見せた振る舞い。ネット上では時間を追うごとに反響が広がっている。勝利の余韻に浸っていた日本人ファンも「やだもー。まだ泣かせんのか！」「コケたカメラマンに手を差し伸べるイケメン」「優しさ溢れるコウタイタクラ」「いたっち優しい」「いかにも滉くんらしい光景」「これマジで紳士だった本当すき」「ピッチ内、ピッチ外でもかっこよすぎます」などの声を上げ、感動した様子だった。

　所属クラブのボルシアMGで定位置を確保した板倉。9月に左膝内側側副じん帯を痛め、W杯の代表入りも危ぶまれた時期があったが、今月復帰。W杯に間に合わせ、ドイツ撃破に貢献した。