米記者が遠距離から千賀滉大を発見

　ソフトバンクから海外フリーエージェント（FA）権を行使した千賀滉大投手が、米大リーグ・ジャイアンツの球場壁面に登場した。米記者が通行中に発見。画像付きで「写真では目立たないが……」と紹介している。

　遠くから目に入った。青空の広がるカリフォルニア州サンフランシスコ。米記者はジャイアンツの本拠地オラクル・パークを離れた場所から撮影した。球場の壁をよく見ると、球を投げた後を切り取った投手がいるようだ。他の建物と重なって全容は見えないが、隣には「41」「DAI」「SE」とアルファベットが書かれていた。

　画像をツイッターに公開したのは、米野球分析専門サイト「ベースボール・プロスペクタス」などに寄稿するフリーランスのマーク・デルーチ記者。背番号41の千賀を発見したようで、文面でこう説明した。

「写真では目立たないかもしれませんが、オラクル・パークを車で通り過ぎた時、スコアボードにNPBのコウダイ・センガがSFジャイアンツのユニホームで背番号41をつけた姿が写っていました。SFジャイアンツはFA右腕に興味を示していると報じられており、訪問が間もなくなのかもしれない」

　これには、米ファンから「オラクル・パークのスコアボードというのは正しいソースだ！」「素晴らしいリポート」「良く見つけたな！」「これぞスクープ」と興奮気味のコメントが相次いだ。MLBの複数球団が興味を示していると報じられた千賀。注目度は増しているようだ。