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現役中にやっておけば良かった事は「起業」「語学の勉強」 多彩なキャリアを歩むアスリート4人が討論

4人が考える、アスリート人生一番の「学び」とは

――アスリート人生における一番の「学び」は?


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玉井「目的を明確にするとぶれることはない、ということです。なぜ自分がこれをしているのかという芯を持つことを意識しています。私は、教員をしていたこともあり、『子供たちに夢を叶える姿を見てほしい』という思いがあります。辛い時などはこの目標に立ち返るようにしています」

草野「失敗から立ち直るときの強さです。私はミスをすることが多いのですが、立ち直るためにはどういう力が必要なのかを学びました。直近ですと、東京五輪を控える中でペアを解決して、1 年弱という短期間で新たなペアを結成して挑戦しなくてはいけないという状況になりました。最初、予選を迎える前に引退しようかとも思いましたが、『とにかくできることから一歩前に踏み出してみよう!』と思いました。挫折や失敗を受け入れることは大変ですが、それを受け入れられるようにもなりました。立ち直れたという経験が、自信につながっていきます」

菊池「諦めなかったら良いことがあるということ。続けることの大切さです。13か国目でプロ契約を取ったというお話をしましたが、12 か国目でやめていたら、0勝12敗でした。13か国続けたからこそ、1勝することができました」

西村「仲間の存在です。競技やっているとうまくいかないこともあります。そんな時に、支えになったのが仲間の存在でした。仲間を持っているアスリートは強いです。自分のためだけではなく、心の底から共に喜び高め合う仲間、そして応援してくれる仲間の存在も大きいです」

――どのような“想い”をもって、競技生活を送っていた?

玉井「子どもたちなど次世代が育っていくことに繋がる行動をしたいと思っています。この想いはどんどん強くなっています」

草野「大学院に行ってからは競技が全てという考えではなく、『競技は人生の一部』という思いをもって生活していました」

菊池「できる理由を探してチャレンジしていくことです。海外で新しいチームに飛び込んでいったとき、練習試合に出場する時間が 3 分間しか与えられないこともありました。最初は、『3分では何もできない』と思っていました。すると、結果にもつながらなかったのです。そこで考え方を変えてみました。飛び込みで、チャレンジをしていたので、もともとは0分じゃないですか。3分の時間をもらうことができた! と考えました。そしてこの3分間をアグレッシブに活動したら、試合中もボールがもらえるようになりました。マイナスな思いを持ち、できない理由を考えるのではなく、できる理由を探してチャレンジしていくことが大切だという想いをもって取り組んできました」

西村「11年間の競技生活、1年間浪人生活もあった中、自分が成功することで『希望の証明』ができるのではと思っていました。努力すればたどり着ける。そうしたことを体現したいと思っていました。もう一つは、周りの方々への感謝です。自分のプレーで感謝・想いを伝えたいと思っていました。当初は、自分を見せたい! 認めてもらいたい! というという思いが強すぎることもありました。最初に所属したチームで1試合も出場することができず、2チーム目に行ったとき、自分がどうありたいかということを考え直すようになったのです。そのなかで自分のプレーで感謝・想いを伝えたいと思いを持ち、道が開けるようになりました」

(THE ANSWER編集部)




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