プロ最年少Vに迫った18歳櫻井心那 2位奮闘に初々しく仰天「この成績が信じられない」
女子ゴルフの国内ツアー・北海道meijiカップは7日、札幌国際CC島松C(6557ヤード、パー72)で最終日が行われた。1打差の3位で出た櫻井心那(フリー)が6バーディー、1ダブルボギーの68で回り、通算8アンダーの2位。現在の日本女子プロゴルフ協会の会員で唯一の2004年生まれの18歳は、“プロ最年少”での栄冠には惜しくも届かなかった。イ・ミニョン(韓国)がツアー通算6勝目。
北海道meijiカップ
女子ゴルフの国内ツアー・北海道meijiカップは7日、札幌国際CC島松C(6557ヤード、パー72)で最終日が行われた。1打差の3位で出た櫻井心那(フリー)が6バーディー、1ダブルボギーの68で回り、通算8アンダーの2位。現在の日本女子プロゴルフ協会の会員で唯一の2004年生まれの18歳は、“プロ最年少”での栄冠には惜しくも届かなかった。イ・ミニョン(韓国)がツアー通算6勝目。
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櫻井は2番でダブルボギーを叩いたが、17番まで6バーディーと猛追。最終18番はバーディーならイ・ミニョンに並んでプレーオフだったが、バーディーパットはわずかにカップ左へ。悔しそうに両膝を折った。
「最後のパットは入らなくて悔しい気持ちもあるけど、最終日はピンが振られて難しい中でスコアを伸ばせたこと、2番でダブルボギーの後から巻き返せたのは凄いよかった。やっぱり緊張はしていて練習場でも良い球が出たけど、悪い球も出ていた。2番のダボからホッとして緊張がなくなりました。(優勝は)まだ自分には早かったのかなと思います」
アマチュアでは、勝みなみが15歳293日で優勝するなど、キム・ヒョージュ、畑岡奈紗、宮里藍が18歳以下でツアーを制したが、櫻井が勝てばプロ最年少だった。今春、長崎日大高を卒業したばかりのルーキー。主戦場としている下部のステップ・アップ・ツアーでは6月のECCレディースで初優勝。同ツアーの賞金ランク1位を走っている。
レギュラーツアーは今回が2試合目。日本勢では笹生優花(ICTSI)に並ぶ最速Vにも届かなかった。18番の最終パットは途中で仕切り直し。「突風が吹いて体が揺れたので仕切り直しました。リズムだけ意識して打ったけど、思ったより左に出た。切れるラインだとは思っていなかったけど、ちょっと左に出すぎた」と振り返った。
この日は上田桃子、鈴木愛と最終日最終組。「一緒に回れるのがびっくり。自分でもここまでできると思わなかった。この成績が信じられない」と自分でも仰天。「緊張感が凄くあって、お二方とも賞金女王になられている方。とにかく邪魔をしないように気を使った。セカンドをつける位置も安全にいくし、アプローチでも上りのラインにつける。そこは見習わないといけない。私の目標も賞金女王と日本女子オープンの優勝。少しだけど、勉強できたかなと思います。経験をたくさん積みたい」と初々しく語った。
(THE ANSWER編集部)