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井上尚弥、10年無敗の王者倒した“112秒KO”から4年 海外未だ戦慄「異常なパワーだ」

ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が、衝撃の“112秒KO勝ち”を収めてから25日でちょうど4年が経過した。挑戦者として臨んだ2018年のWBA同級タイトルマッチで、10年間無敗を誇っていた当時の正規王者ジェイミー・マクドネル(英国)を圧倒。世界で最も権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」の編集長も「イノウエはぶっ飛ばしちゃったんだ」と振り返っている。

WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥【写真:AP】
WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥【写真:AP】

2018年、マクドネル相手に初回1分52秒TKO勝ち

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が、衝撃の“112秒KO勝ち”を収めてから25日でちょうど4年が経過した。挑戦者として臨んだ2018年のWBA同級タイトルマッチで、10年間無敗を誇っていた当時の正規王者ジェイミー・マクドネル(英国)を圧倒。世界で最も権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」の編集長も「イノウエはぶっ飛ばしちゃったんだ」と振り返っている。


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 2018年5月25日、井上は10年間無敗を守っていたマクドネルと対戦。圧倒的な力を見せつけた。いきなり強烈な左ボディーでダウンを奪うと、再開後も容赦なく攻め立てる。ロープ際に追い詰め、怒涛のラッシュ。耐えきれなかったマクドネルがキャンバスに崩れ落ち、レフェリーが試合を止めた。初回1分52秒TKO勝ちで3階級制覇を達成。マクドネルは茫然自失の表情を浮かべていた。

 ちょうど4年が経過した25日、ツイッター上では井上の圧勝シーンが話題になった。「ザ・リング」のダグラス・フィッシャー編集長は「イノウエはバンタム級でトップ3にランクインしていたダウン経験のないボクサーを1回以内にぶっ飛ばしちゃったんだ」と投稿。当時の衝撃を回顧していた。

 映像で振り返った海外ファンからは「この男はモンスターだ」「彼は日本のエドウィン・バレロだ」「この試合がきっかけでファンになった」「今一番好きなボクサー」「イノウエは異常なパワーの持ち主だ」「マクドネルはトップのボクサーだったけど、こんな風に惨敗するなんて」「王者だ」「個人的には、現在地球上で最高のボクサーだと思う」などとコメントが集まっていた。井上は6月7日、WBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)との王座統一戦に挑む。

(THE ANSWER編集部)




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