レイズ戦で2発含む3安打5打点

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、本拠地レイズ戦に「3番・DH」で先発出場。5号ソロ、6号満塁弾と2打席連続本塁打を放つなど、4打数3安打5打点の大暴れだった。11-3の大勝に貢献。敗れたレイズのケビン・キャッシュ監督は「対戦できたことは感謝に値するかもね」と被弾した投手について言及している。

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　敵将もお手上げだ。6回、2番トラウトの7号2ランに続き、大谷は2者連続となる5号ソロ。左中間へライナー性の打球で10試合ぶりの一発をマークすると、7回無死満塁では右腕フォーチャーの変化球をまたもレフト方向へ。2打席連続の6号満塁弾となった。一塁を回る際には咆哮。復活を印象付けた。

　試合後、米フロリダ州のスポーツチャンネル「バリースポーツ・サン」のレイズ専門ツイッターは、キャッシュ監督のコメントを動画で公開した。メジャー初登板で大谷に被弾したフォーチャーについて問われ「初登板であのエンゼルス強打者たちを迎えるのは理想的ではないよね。素晴らしい打者たちだ」と答えている。

　フォーチャーは1回3安打5失点とほろ苦いデビュー登板となったが、キャッシュ監督は「後で振り返るとマイク・トラウトやショウヘイ・オオタニといった強打者と対戦できたことは感謝に値するかもね」と、この経験を活かすことを願っていた。