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20歳になった福岡第一“最強コンビ” 河村勇輝と小川麻斗がB1初対決で見せた成長度

2人が思い描く日本代表入りへのビジョンとは【写真:SUNROCKERS SHIBUYA】
2人が思い描く日本代表入りへのビジョンとは【写真:SUNROCKERS SHIBUYA】

2人が思い描く日本代表入りへのビジョン

 試合は渋谷が99-84で制した。小川は10分33秒の出場で5得点。今季2試合目のメンバー入りだったが、ステップアップを果たした。

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「出た初っ端に3ポイントもしっかり決められたし、『自分もやれるぞ』とアピールできたのかなと思います」(小川)

 小川は自らの今後について、こう述べていた。

「(代表入りについて問われて)8年後のロサンゼルス五輪は、1、2年はBリーグで活躍して、韓国リーグだったり海外にも行けたらなと考えています。今は渋谷で多くを学んで、試合も出られるように練習からアピールすることを考えています」

 河村はトム・ホーバスHCが率いる日本代表でのプレーを思い描いている。

「トムさんはトランジションの速いスタイル、3ポイントを求めていると聞いています。自分のスタイルに合っているのではという気持ちがあるので、Bリーグでしっかりアピールしたい。ただ代表へ入るには3ポイントシュート、ゲームコントロールのところを、もう少しやっていかなければいけない。たくさんの経験を得て、選出されるように日々頑張っていくしかないと思っています」

 試合後のコメントからは、彼らが直接対決を堪能した様子が伝わってきた。もちろん彼らの成長に関わってきた指導者の喜びは、おそらく2人以上だろう。ファンにとっても良い思い出となるに違いない、20歳の若者の“再会劇”だった。

(大島 和人 / Kazuto Oshima)


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