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【バドミントン】タカマツペアが勝負所で五輪金の本領発揮 決勝に導いた「奇跡」のリターン

高橋が「奇跡に近い」と振り返るリターン

 その中で五輪チャンピオンとしての本領を発揮したのは、19-19のタイスコアとなった場面だった。

 相手ペアが厳しい角度のショットを放ったが、高橋が鋭い反応で相手コートへとシャトルを打ち込んだ。高橋が「“(ラケットに当てるのは)無理かな?”という風に思ったのですが、つなぐことができました。奇跡に近いです」と語るリターンで立て直すと、最終的にはタカマツペアがポイントを確保。マッチポイントもしっかりと奪取して、最終的にはストレート勝ちで日本人対決を制した。

 勝因について聞かれた松友は「相手ペアは接戦を勝ち上がってきたので、勢いを感じましたし、攻めてきました。ただ私たちはいろいろな経験をしたことで、いつもよりも落ち着いて戦えたと思います。経験で上回ることができたと思います」。今まで厳しい戦いをくぐり抜けてきたことにより、着実に地力も増している様子だ。

 デンマークペア(カミラ・リターユヒル/クリスティナ・ペデルセン)と戦ったリオ五輪決勝では最終ゲームに16-19と窮地に立たされたが、そこからの5連続ポイントでの大逆転で日本中を沸かせたのは記憶に新しい。苦境になるほど輝くタカマツペアの真価を25日の決勝戦でも発揮するか――。2大会ぶりVへあと1勝だ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ジ・アンサー編集部●写真 photo by The Answer



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