渾身の「エア・ケイ」で勝利の瞬間をツアー公式が公開…錦織「ナイスビデオ」

　男子テニスの下部大会のRBCテニスチャンピオンシップス・オブ・ダラスは1日、シングルス準々決勝で世界ランク27位の錦織圭（日清食品）が世界ランク295位ドミニク・コプファー（ドイツ）を7-6、6-3で下し、4強進出。19本のラリーの末にマッチポイントを奪い、ファンの喝采が降り注いだ瞬間を、ATPチャレンジャーツアー公式ツイッターは動画付きで紹介。錦織も「ナイスビデオ」と自身のツイッターで反応し、「さぁ、次の試合だ」と意気込んでいる。

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　また一歩、完全復活に近づいた。錦織は世界ランク295位の格下をストレートで撃破。ATPチャレンジャーツアーは「準決勝進出！」と題し、1本の動画を公開した。

　マッチポイントの場面をコートレベルから撮影。錦織のサービスから迫真のラリーが繰り広げられた。強烈なフォアハンドをコプファーが凌ぐ形で10本以上続いたが、最後は機を見て錦織が前進し、19本目で渾身の「エア・ケイ」で終止符を打った。一躍、大歓声が渦巻く会場。相手と審判と握手を交わすと、喝采が日本のエースに降り注いだ。

　さらに、錦織も自身のツイッター同じ動画を公開し、「マッチポイントでのナイスビデオ」と英語でつづった上で「さらに勝利を収められてとても幸せ。すべての試合が一歩一歩、着実に僕のレベルの向上を手助けしてくれている。さぁ、次の試合だ」と次戦の2日（日本時間3日）の準決勝、世界ランク234位ジャン・ジェイソン（台湾）戦に向け、意気込んでいる。