コービーの高校後輩の彫師が入れたタトゥーに反響「一瞬ジョーダンかと」

　米プロバスケットボール（NBA）のレイカーズは4日（日本時間5日）、本拠地スパーズ戦で129-102の勝利を収めた。OBのコービー・ブライアント氏がヘリコプター事故で亡くなって悲しみに包まれたが、チームは2連勝で上り調子。そんな中、同氏の高校の後輩が彫った追悼のタトゥーが「最高の作品だ」「細かさが実に凄い」「一瞬ジョーダンかと」などと話題を集めている。米メディアが実際の写真を公開している。

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　芸術的なタトゥーだ。米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」公式インスタグラムが画像を公開。人の膝から下が写っているが、左足のふくらはぎに絵が描かれている。コービーだ。右手にボールを持ち、シュートを打とうとしている。左肘にはリストバンド。相手選手、ユニホームのしわまで克明に刻まれている。

　ユニホームに刻まれた背番号は33。フィラデルフィアのローワー・メリオン高時代のようだ。投稿の文面で「このタトゥーの一つ、一つの細かさが実に凄い。彼（制作者）はコービーと同じ高校に進み、マンバ（コービーの愛称）を自身のアイドルとして過ごした。そして、尊敬の念を込めタトゥーを彫った」と紹介。米ニュージャージー州のタトゥーショップ「アンローヤル・インク・タトゥー・スタジオ」のオーナー、イアン・グリフィス氏がファンに彫ったものだという。

　後輩が彫った芸術的なコービーのシュートシーン。投稿のコメント欄には「一瞬マイケル・ジョーダンかと思った」「値段はいくらなんだろう」「ワオ！　最高の作品だよ」「これぞまさに凄すぎる才能」「信じられない」「自分も絶対にこれを彫りたい」と反響の声が相次いでいる。

　レイカーズで同僚のレブロン・ジェームズ、ロンドン五輪で一緒に戦ったアンソニー・デービスなども追悼の意を込めて、コービーのタトゥーを入れていた。スーパースターの偉大さが表れている。