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「レールを外れる」という選択 米国挑戦した早慶出身の2人はなぜ応援されたのか

周囲とケンカすることなく挑戦、どうすれば納得を得られる?

――実際、2人はどんな情報の集め方をしたのか。

内田「米国に挑戦する時に仲介してくれる業者はネットで調べてもいっぱい出てくる。自分の場合は、その中で実際にどれくらい契約しているかを見た。何年も仲介しているけど、契約した例が1回もないこともあった。話を聞きながら『実際、契約してプレーした人はいるんですか』と聞いたら『それがないんです』と。掘り起こせば起こすほど、わかってくる。メリット、デメリットをひたすら考えるというのはいいなと思う。それを考えれば、自分で情報を集めなきゃいけないので」

谷田「それをしっかりとやれば、両親とか自分を大切に思ってくれる人を『いや、もう行くから』と突っぱねて行くなんてことはない。こういう理由で考えた結果、『行ってきます』と言えたら理解してくれると思う。何の情報も調べず、説明もできないのに挑戦することは良くない。もしダメでも引退後にこういうことを考えているから大丈夫とまで言えれば、大切に思う人も納得できるだろうし。本気になってメリット、デメリットを調べれば、自分の手の届く範囲からそれを超えてまで聞きに行き、意見を集めるようになる。自分より長い時間を生きている人とか、多くのことを学んでいる人がいる。それを聞いて自分で選んだ方がいい」

――2人はそこまでやり切って納得してもらえた。

谷田「ケンカして行った人はないですね」

内田「自分もないです」

谷田「両親も反対しなかったし、周りの人たちも『いいと思うよ』と言ってくれる人の方が多かった。特に、自分に近ければ近いほど。自分も『高校からプロに行っていれば……』と言われるけど、当時も自分の中で得られる限りの情報を全部得た上で大学に行きたいと思ったので。今戻れば、もしかしたら違うことを考えるかもしれないけど、その時点まで生きてきた環境で得た情報の中で最善の選択をしている。だから、そこを振り返っても仕方ない。

 絶対正しいと思って選択しても、数年後に振り返ったら違うと思うこともあるかもしれない。でも、そこまで生きてきた中で得られる限りの情報を集め、適当に選んだわけじゃない。どう頑張っても、別の選択肢に導く情報を得られなかったから後悔しても仕方ない。僕らも10年後に『米国に行かなきゃよかった』と言っているかもしれないけど、必死に考えて決めた結果。どうなってもそういう決断はできなかったから仕方ない。一生懸命考えること、そうしたら後悔しない」

――2人は高校、大学、社会人とアマチュア球界のエリート街道を歩み、20代中盤のタイミングで大きな挑戦をした。これまでのキャリアで進路を決める際に何を軸にしてきたのか。

谷田「なんと言われようと自分の可能性を信じること。こうなりたいという目標を描いていても、自分のことを信じられなかったら『どうかな……』と不安になるかもしれない。でも『そうはならない、絶対できる』と思ってチャレンジすること。仮にできなかったら、その経験を生かして次のステップに進めばいいと思う。自分は米国に行って、プロ野球選手になれなかったけど、その経験をしたからこそ自分のランクが上がり、ビジネスマンとして今までできなかったことに挑戦できると思っている。無駄なことは何もないとよく言うけど、本当にないと思う。行ったことによって今、自分がなれるMAXの状態のレベルがあると思っている」

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