手放したスパイク…陸上・青木アリエの告白、「心の底から辞めてもいい」と思った“空白の1か月”

昨季の日本選手権前には発熱「ストレスとの向き合い方が分からなかった」
「スパイクは手放しました。日本選手権のメダルも、練習着も実家に戻して、目に入らないようにした。実家に帰ったり、3泊4日で大阪に旅行したり。でも、1週間くらい経った頃にはジムで筋トレをしていて。陸上をやらないと逆に気持ち悪い感じがして、走りにも行って『結局、陸上が好きなんだな』と実感しましたね」
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静岡・浜松出身。5歳年上の姉と、双子の兄との3きょうだい。中学で陸上を始め、東海大翔洋高2年では、インターハイの女子400メートルで6位入賞した。一時はスランプに陥るも、8キロ減量など肉体改造の末、日体大2年で日本インカレを制するなど復活。ただ、大きなプレッシャーを感じていたことも明かす。
「昨季まではストレスとの向き合い方が全く分からなくて。オフも『外出したら疲労が溜まっちゃう』と思って、友達とも遊びに行かなかった。陸上で嫌なことがあった時に、どう発散したらいいのか分かっていなかったので、溜め込んでしまうことが多かったです」
サングラスをかけ、鍛え抜かれた肉体でトラックを駆ける。しかし、素顔は“普通”の女子大生。突如、あまりに眩しいスポットライトを浴びた負担は、やっぱり大きかった。
「ありがたいことに声をかけてもらえたり、インスタでメッセージをもらえたりします。でも、すごくメンタルが弱いので、体調に出てしまう。日本選手権の3日前にも、高熱で体調を崩して。最近はSNSで発信する人も多いので『良いタイムを出さないと、どう思われるのかな』と考えちゃいます」
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