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「リスク覚悟」で起用し育てられた 三河の生粋のPG熊谷航、競技人生を救った兄の涙

熊谷は入団当初から新人賞を目標に掲げてきた【写真:(C)SeahorsesMIKAWA Co.,Ltd.】
熊谷は入団当初から新人賞を目標に掲げてきた【写真:(C)SeahorsesMIKAWA Co.,Ltd.】

目指すは三河2年連続の新人賞「チームを優勝に導くPGになりたい」

「富樫選手と対戦したのは初めてだったのですが、日本代表のPGに対し、どこが通用してどこが通用しないのか、富樫選手の良さもはっきりと分かりました。

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(1週間前の)栃木戦も含めて、ディフェンスは通用した手応えを感じています。オフェンスになると、大学とはフィジカルの違いがあり、いつももらえる位置でボールがもらえないことがあるので、そこは改善しないといけない。自分はスピードが武器で、ドライブ自体は通用しているのですが、その後のパスやシュートの判断や精度も課題です」

 以降、14試合でスターターとして出場。先発した試合だけで見れば、1試合平均約30分出場で99得点(1試合平均7.1) 63アシスト(1試合平均4.5)と申し分のない結果を残したが、熊谷は満足していない。

「最後の方はスタートで出させてもらったんですけど、僕のマークマンが金丸さんに寄ってしまうことが多かった。それは相手チームから自分がマークされていないということなので、まだまだですね。今季は怖がられるような存在になりたいです」
 
 入団当初から新人賞を目標に掲げてきた熊谷。岡田侑大に続き、「三河から2年連続で新人賞を穫りたい」とあらためて力強く明言する。「昨季は途中くらいから、試合している数やインパクト的に岡田だろうなと思っていたので、悔しさはないですね。次は自分が穫るというイメージでずっとプレーしてきました。

 僕は点を取ることが好きだし、それが売りだとも思っています。パスを回すだけじゃなく、点を取って、ディフェンスもできて、フィジカルもスピードもあって、というバランスの良い選手になりたい。チームが優勝することが一番の目標なので、優勝するチームの力になれるPGになることを目標にやっていきたいです」

 昨季の後半はスターターを任されたとはいえ、今季もエースポイントガードの座が確約されているわけではない。まずは新たに加入した長野誠史、會田圭佑とのポジション争いを制し、信頼を勝ち取らなければならない。リーグ優勝、そして新人賞に向け、これまで積み重ねてきた自信を胸に、熊谷はプロ2年目のスタートラインに立つ。

(山田 智子 / Tomoko Yamada)

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山田 智子

愛知県名古屋市生まれ。公益財団法人日本サッカー協会に勤務し、2011 FIFA女子ワールドカップにも帯同。その後、フリーランスのスポーツライターに転身し、東海地方を中心に、サッカー、バスケットボール、フィギュアスケートなどを題材にしたインタビュー記事の執筆を行う。

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