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5人全員がスーパースターに― “完全体”となったウォリアーズに死角はあるのか

ケミストリーを懸念する声も、杞憂に

 カズンズの復帰前、チーム内のケミストリーを懸念する声は少なくなかった。どれだけスーパースターを揃えようと、ボールは1つだけ。1つのポゼッションでシュートを打てるのも1人だけ。精神面のムラっ気が指摘される28歳のビッグマンが、チームプレーが自慢のウォリアーズにフィットするかは未知数に思えたのだ。

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 しかし、最初の5戦(全勝)を見る限り、そんな心配は杞憂だったようにも思える。

「このチームには(ポストで)ボールを渡して、仕事を果たしてくれる選手がいなかった。まだ完全に適応するためにはやるべきことは残っているけれど、噛み合うまでは時間の問題だよ」

 グリーンのそんな言葉にある通り、ウォリアーズにほぼ唯一欠けていた“ローポストの得点源(=カズンズ)”という新たな武器が手に入った意味は大きい。周囲にカリー、トンプソン、デュラントといった超絶シューターを擁するチームは、これまで以上にガードするのが難しくなった。5人のスターが一緒にプレーした時間帯では、最初の4戦でのplus minusも+31とまずは順調なスタートを切っている。

 ケミストリーはおそらく問題ないのだろう。カズンズとウォリアーズは1年500万ドルという短い契約で、デュラントも今季終了時にはFAになる権利を得る。この“ビッグ5”体制は長続きするものではないが、短期間ならエゴが邪魔する余地も少ない。少なくとも今季中に関しては、それぞれが力を合わせて勝利を目指すに違いない。

 案の定、これまでのカズンズはポストプレー以外にもペリミターのディフェンス、パスワークなどで貢献。おかげでウォリアーズはより隙のないチームになった感がある。

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杉浦 大介

1975年、東京都生まれ。高校球児からアマボクサーを経て、フリーランスのスポーツライターに転身。現在はニューヨーク在住で、ボクシング、MLB、NBAなどを題材に執筆活動を行う。主な著書に「日本人投手黄金時代 メジャーリーグにおける真の評価」(KKベストセラーズ)、「イチローがいた幸せ」(悟空出版)。

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