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レブロン×リーグ屈指のビッグマン 現地記者が予想する“夢のデュオ”実現の可能性

12月18日、ブルックリンで行われたレイカーズ対ネッツ戦を前後し、集まったメディアたちの関心はほぼその一点に集中した。

レイカーズと契約を結んだレブロン・ジェームズ(左)とペリカンズのアンソニー・デイビス【写真:Getty Images】
レイカーズと契約を結んだレブロン・ジェームズ(左)とペリカンズのアンソニー・デイビス【写真:Getty Images】

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 12月18日、ブルックリンで行われたレイカーズ対ネッツ戦を前後し、集まったメディアたちの関心はほぼその一点に集中した。

 リーグ最大の名門チーム、レイカーズは今夏にFAになったレブロン・ジェームズと4年契約。レブロンを擁するチームが常に補強の話題で揺れるのは今に始まったことではなく、メディアの中枢地であるニューヨークではなおさらだ。特に今回の遠征前には、複数の媒体がレイカーズが絡む大型トレードの可能性を伝えていた。

 最大のターゲットと目されるのはニューオーリンズ・ペリカンズのスーパースター、アンソニー・デイビス。2012年のドラフト全体1位指名でNBA入りしたデイビスは、当初からの期待通りにリーグ屈指のビッグマンの位置にまで上り詰めた。

 今季も平均28得点、12.4リバウンド、4.7アシスト、1.7スティールというMVPレベルの数字をマーク。ペリカンズはここまで15勝16敗と苦しんでいることもあって、2019-20シーズンが契約最終年になるデイビスを、レイカーズがターゲットに定めるのではないかという推測が飛び交ったのだ。

「(デイビスを獲得できたら)凄いだろうな。そうなったらとてつもないよ」

 ESPN.comのデイブ・マクナミン記者の取材に対し、レブロンは18日のネッツ戦前にそう答えたという。実際にデイビスのような万能派ビッグマンと一緒にプレーしたくない選手は存在しないだろう。プレースタイルを考慮しても、万能ビッグマンのデイビスとレブロンは見事にかみ合うように思える。だとすれば――。

 今季のNBAのトレード期限は来年2月7日。そのデッドラインまでに、新たな大型デュオ誕生への歯車がゴトりと音を立てて動き出すのだろうか。

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杉浦 大介

1975年、東京都生まれ。高校球児からアマボクサーを経て、フリーランスのスポーツライターに転身。現在はニューヨーク在住で、ボクシング、MLB、NBAなどを題材に執筆活動を行う。主な著書に「日本人投手黄金時代 メジャーリーグにおける真の評価」(KKベストセラーズ)、「イチローがいた幸せ」(悟空出版)。

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