好待遇、安定を捨てて… 局アナからeスポーツキャスターに続々転身 その魅力とは

迷いなく決断「成長していく過程の中に自分も加わりたい」
好待遇、安定を捨ててまで「eスポーツ」の世界に足を踏み入れたのは何故なのか。柴田さんは「第一にゲームが好きなのは当然ですが、ゲームを通じて色々な人と関わりが持てるところも魅力です」と語る。世界的に見ても「プロゲーマー」は職業として成立し、大手企業がチームを作り育成に力を入れるなど規模は年々大きくなっている。
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日を増すごとに盛り上がりを見せる「eスポーツ」の“勢い”に指をくわえて見ていられなった。「大きくなってからじゃ遅いと思った。どんどん成長していく過程の中に自分も加わりたい。ゲームの技術だけじゃなく、その人のストーリーも伝えられれば。僕の声で全ての人たちに伝わる実況をしていきたいと思います」と新天地での活躍を誓った。
◇柴田将平(しばた・しょうへい) 1990年1月2日生まれ、千葉県出身。法政大学卒業後、静岡第一テレビにアナウンサーとして入社。全国高校サッカー選手権など、スポーツ中継の実況やリポーターを担当。また、スポーツ番組のMCやナレーション、情報番組リポーターや報道番組キャスターなど、多岐にわたるジャンルの業務を経験した。2018年7月末に同社を退社し、株式会社「ODYSSEY」に所属。
(橋本 健吾 / Kengo Hashimoto)