日本選手権優勝で生まれた責任感「他の3人を引っ張っていく存在でいたい」

　初めて出場する世界水泳では、400メートルリレーと800メートルリレーでメダルを狙う。800メートルリレーに出場する16歳の池本凪沙を除くメンバー全員が年上だが、リレーのムードメーカーは「私ですね。私でありたい」と頼もしい。そこには日本選手権の200メートル自由形覇者としての自負がある。

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「（池江）璃花子には全然及ばないタイムなんですけど、日本選手権で勝ったからには他の3人を引っ張っていく存在でいたいし、さらに成長してチーム4人で戦っていきたいと思います。時間がある時に璃花子が200メートルで日本新を出したレースの映像を見て『なんでこんなに速いんだろう？』って思いました。（自分のタイムは）2秒3秒と空いているんですけど『璃花子にできるんだから、私もできるか』って。結構遠いと思うんですけど近づきたいし、そして抜かしたいです」

　リレー競技は今回の世界水泳で12位以内に入れば東京五輪出場権が内定するが、それでは平井監督は褒めてくれない。「活躍してメダルを獲ることが目標になります」。最高の結果と最高の褒め言葉を勝ち取り、さらなる飛躍に繋げたい。

（明日2日の第12回は難波暉が登場）

　◆世界水泳、テレビ朝日系で連日中継　7月21日に開幕する競泳は、決勝をテレビ朝日系地上波、AbemaTVで最終日まで8夜連続放送。予選はBS朝日、AbemaTVで放送する。