22日に仙台で開催された「ガールズアスリートドリームキャンプ」とは

　今を頑張る女子アスリートの夢とスポーツへの挑戦を応援したいと願うワコールが22日、宮城県仙台市内の楽天生命パーク宮城・室内練習場で「ガールズアスリートドリームキャンプ」を開催した。東北楽天ゴールデンイーグルスの公式チアリーディングチームである東北ゴールデンエンジェルスから5人のメンバーが“先生”として参加。仙台でチアリーディングに励む小学生12人に特別レッスンを行った。

　ワコールが開発したコンディショニングウェアは、スポーツブラ、タイツ、ショーツなど様々な角度からアスリートがより快適にスポーツを楽しめるコンディショニング作りをサポート。今回のイベントには、成長に伴う体の変化を迎える少女たちにコンディショニングについて考えるきっかけを作ると同時に、ティーンをより身近でサポートする保護者にも体の変化やコンディショニングについて理解を深めてもらいたいという願いが込められている。

　開会の時間を迎え、憧れのお姉さんたちが登場すると、12人の少女の目が光り輝いた。おなじみの白とクリムゾンのコスチュームに身を包んで登場したのは、東北ゴールデンエンジェルスのマリさん、ホズミさん、レナさん、ナナさん、ヒロカさんの5人。楽天の応援歌など3曲に合わせて軽快でキレのあるダンスを披露すると、少女たちの顔には自然にと笑みが広がった。

　この日、集まった少女たちには一つのプロジェクトが用意されていた。米野球ファンにはおなじみの歌「私を野球に連れてって（Take Me Out to the Ball Game）」を用いた曲に合わせたダンスを、東北ゴールデンエンジェルスの指導の下にマスターし、イベントの最後に発表しようというもの。「楽しく体を動かして、ワコールのスポーツウェアが似合う女性になりましょう！」という先生の掛け声で始まった約80分の特別レッスン。はたして少女たちはどんなパフォーマンスを見せてくれるのか――。

　5人の先生による指導は、入念なウォーミングアップから始まった。その場歩きやステップ、ジャンプで体を温めると、続いて体の柔軟性を高めるストレッチ方法を伝授。体に過度な負担をかけず、怪我を防止するためにも、決して疎かにしてはいけないステップだ。体の準備が整ったところで、いよいよ振り付け指導がスタートした。