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プロ経験なしでコーチに!? 野球の“AI化”が球児に与える影響は…専門家が語る見通し

野球人口の減少による球児への負担増大。球数制限の議論などが活発に行われるようになってきた今だからこそ、野球界は改めて選手の体と真剣に向き合う必要がある。

データサイエンスによるコーチングが球児のケガ予防に【写真:Getty Images】
データサイエンスによるコーチングが球児のケガ予防に【写真:Getty Images】

ジュニアの親世代必見の連載「球児の未来の身体を考える」第8回はデータベースボールで野球がどう進化するか

 野球人口の減少による球児への負担増大。球数制限の議論などが活発に行われるようになってきた今だからこそ、野球界は改めて選手の体と真剣に向き合う必要がある。

 プロ野球、広島東洋カープの石井雅也ヘッドトレーナーとともに、球児の体と真剣に向き合う「THE ANSWER」の連載「球児の未来の身体を考える」。第8回は「データベースボール」について、従来とは少し趣向を変えたテーマだが、AI化されることで野球がどう変わっていくのか。そして球児の傷病予防にどうつながるのか。

 ◇ ◇ ◇

 近年、スポーツ界ではデータによる戦略分析などが取り入れられています。もちろん日本のプロ野球界もデータによる戦略立案や選手起用などでデータが活用されています。

 こと米国のメジャーリーグでは、3年前ぐらいからドラスティックにデータベースボールが進化しています。言い換えると、選手のプレーをデータとして視覚化し、それを分析処理して実戦や選手指導に取り入れてられています。そのための専門部門も作られ、野球経験があまり無くてもデータサイエンスの能力に優れたスタッフにより運営されています。

 特にメジャーリーグで成績上位チームにその傾向が高く、シーズン後半のシリーズに出場するチームほどデータサイエンスを上手く取り入れているようです。

 今ではプロ経験の無い20代前半の打撃コーチも出始めると言われています。

 最初は一時的なブームだと考えていましたが、技術革新が大きく進み、投球速度や変化量はもちろん、打者のヘッドスピードやスイング軌道をデータ化して、その選手にとってのベストなフォームやスイングをデータサイエンスに基づいてコーチングされていきます。もちろんその他の部門でも大きく進化しているようです。

 経験によったコーチングから、今後はデータサイエンスによるコーチングが重要視されてきています。

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石井雅也

1965年9月3日、広島県生まれ。株式会社広島東洋カープトレーナー部長、ヘッドトレーナー、日本プロ野球トレーナー協会会長。広島東洋カープ、エグザス治療院、JTサンダース、ピープル(現コナミスポーツ)競泳選手パーソナルトレーナー等を経て現在は広島東洋カープトレーナー部長。選手たちの体を支え、2016年からのリーグ3連覇に大きく貢献する。

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