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なぜNZは南アに勝てたのか 名将が「あれで勝負が決まった」と称えた若きSOの神プレー

モウンガは持ち味のアタックでも貢献、キックパスでトライの起点に

 一撃のタックルを評価されたモウンガだが、持ち味のアタックでも輝きを放った。序盤は南アフリカが強烈なコンタクトでオールブラックスの攻撃を封じ込める展開。南アフリカが奪った前半2分の先制点も、ブレークダウンでの激しいコンタクトにNZ選手がノットリリースザボールの反則を犯して得たPGだった。だが、一瞬の隙を、若き司令塔は逃さなかった。自陣22メートル付近で相手の猛チャージを受けながら、WTBセヴ・リースへ真横に蹴るようなキックパスを通して、24分のWTBジョージ・ブレットのトライの起点となった。

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 オールブラックスには2016、17年のワールドラグビー最優秀選手に輝いたSOボーデン・バレットがいるが、この日はバレットをFBに“押しやり”モウンガが10番を背負った。種明かしすれば、経験値が高く突破力も抜群のバレットを最後尾に置き、状況に応じてダブルSOとして使う作戦だ。この日も、モウンガが密集に入るなど司令塔の位置に立てないときはバレットがSOを務め、外側にはモウンガが待つ布陣が何度も見れた。

 そのバレットとの“2人2役”について、モウンガは「いつも、いいサポートをしてもらっている。ディシジョン・メーカーが2人いるのはいいこと。この大会で、どんどん取り組んでいきたい」と好感触。ツープラトンのゲームメイキングで自慢の攻撃力をパワーアップ、スピードアップして、黒衣の男たちを、どのチームもたどり着けなかった3連覇の高みへと押し上げる。

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吉田 宏

サンケイスポーツ紙で1995年からラグビー担当となり、担当記者1人の時代も含めて20年以上に渡り365日欠かさずラグビー情報を掲載し続けた。1996年アトランタ五輪でのサッカー日本代表のブラジル撃破と2015年ラグビーW杯の南アフリカ戦勝利という、歴史に残る番狂わせ2試合を現場記者として取材。2019年4月から、フリーランスのラグビーライターとして取材を続けている。長い担当記者として培った人脈や情報網を生かし、向井昭吾、ジョン・カーワン、エディー・ジョーンズら歴代の日本代表指導者人事などをスクープ。ラグビーW杯は1999、2003、07、11、15、19年と6大会連続で取材。

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