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小池祐貴、予選1位も「思ったより…」 打倒サニブラウンへ「やるだけやってみて」

世界選手権(9月27日開幕・ドーハ)の代表選考を兼ねた陸上の日本選手権は29日、福岡・博多の森陸上競技場で男子200メートル予選が行われ、100メートル日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)は、20秒84(向かい風1.8メートル)の3組1位(全体2位)で決勝に進出した。全体1位は100メートルで3位だった小池祐貴(住友電工)の20秒62(向かい風0.1メートル)。決勝では打倒サニブラウンを目指す。

男子200m予選を全体1位で通過した小池祐貴【写真:奥井隆史】
男子200m予選を全体1位で通過した小池祐貴【写真:奥井隆史】

20秒62のタイムはサニブラウンを上回り全体1位、悪コンディションには「空気が重い」

 世界選手権(9月27日開幕・ドーハ)の代表選考を兼ねた陸上の日本選手権は29日、福岡・博多の森陸上競技場で男子200メートル予選が行われ、100メートル日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)は、20秒84(向かい風1.8メートル)の3組1位(全体2位)で決勝に進出した。全体1位は100メートルで3位だった小池祐貴(住友電工)の20秒62(向かい風0.1メートル)。決勝では打倒サニブラウンを目指す。


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 予選1組でトップの小池。終わってみれば、サニブラウンを上回り全体でも1位だった。それでも20秒62というタイムには首をひねる。「いやあ、思ったよりやっぱりタイム出ないですね、今回。標準(20秒40)くらい切っておこうかなという感じでいったんですけど、走り終わってみて、思ったよりタイムが出ていないんだなという感覚でしたね」と振り返った。

 悪天候に加えて、向かい風、タイムは出にくい環境だと分析。「全体的にみんな調子悪いので、環境の問題ですね。ここまで悪いコンディションで走ることはそんなにないと思うので、重いっすね。なんか、重い空気を押しのけて走っている感じですね。アップからみんな動いていない感じしますし、僕も動いていたら、そんな悪くないと思ったんですけど、映像をチェックしたら全然重そうだなっていう感じに見えるんで」と苦笑いしていた。

 30日には100メートルに続く決勝を迎える。強敵がいるが、小池は意気込みを口にする。「後半のスピードも維持できれば、タイムもぐっと伸びると思うんですけど。100が3番だったので、200は去年2番だし。ちょっといい順位を取りたいと思ってるんですけど。やるだけやってみて、結果何位かなくらいの気持ちで行こうと思います」。サニブラウンにどこまで対抗できるか。あっと驚かせる走りを期待したい。

(THE ANSWER編集部)




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