日本の子供たちを五輪金、銀、銅メダリストらが直接指導 札幌にモーグル選手が集結
キングスベリー「6人の五輪選手がここにいるのは素晴らしい」
スウェーデン代表とユニクロは2019年にパートナーシップを締結したことをきっかけに、今回のイベントを2年連続で協賛。ユニクロと同国オリンピック・パラリンピック委員会は、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪までパートナーシップを継続させた。ウォルバーグは競技におけるウェアサポートの重要性を語る。
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「とても嬉しい。3年ほどサポートしてもらったが、パンツのカスタマイズがとてもよく、動きやすい。いかなる天候でも最高のパフォーマンスを発揮してくれた。これからもサポートしてもらえることはとても嬉しく、誇りに思います」
雪不足などの影響をもたらす気候変動。堀島は「年々雪が減ってきている、スキーしていても暑く感じることが多くなってきました。電気を使っていないときは消す、エコバックを使うなど、自分1人だけでも何ができるか考えています」と気候変動を食い止めるための行動を明かした。
キャンプは9日まで実施。キングスベリーは「6人のオリンピック選手がここにいるということは素晴らしいこと。怪我をしないようにこの3日間楽しんでください」とコメント。ペイジも「スポンジのようにいろんな情報を吸収して、自分のものにしてほしい」と子どもたちにエールを送った。
参加している子どもたちから「緊張した時のほぐし方」について質問。堀島は「スタート前に足踏みを2回するなど練習の時からルーティンをつくって、大会の時にも同じことをすると緊張がほぐれる。スタート前にするルーティンを用意しておくといいと思います」と真剣にアドバイスした。
練習メニューの考え方に対しては、川村が「自分のスキーに必要なものを見極めて、自分の体に合ったトレーニングメニューを組んでいます」と回答。星野さんも「自分のトレーナーさんと自分の体の癖を相談して、自分のスキーをどう進化させたいかを考えています」とアドバイスした。
子どもたちは真剣に耳を傾けた様子。質問をした子どもたちには、全選手のサイン入り記念Tシャツが、キングスベリーとウォルバーグからプレゼントされた。
雨の中で開催された初日は、5選手ごとにグループを編成し、スクールを実施。子どもたちは「滑る際のコツやジャンプのタイミングなど教えてもらいました。堀島選手のようにもっと上手くなりたいと思った(小学5年)」「モーグルを始めるきっかけになった選手たちが集まって教えてもらう機会をもらえて嬉しい。(中学1年生)」と振り返った。世界のトップアスリートに直接指導される喜びの表情を浮かべながら、全力でキャンプに取り組んでいた。
3日間を通して、国内外から延べ約200名のモーグルキッズ・一般モーグル選手が参加し、最終日に大会が実施される。
(THE ANSWER編集部)