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大谷翔平、2回以降“生まれ変わった姿”に米称賛「悲惨な投球が極上に」「歴史作った」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、レンジャーズ戦に「2番・投手」で先発出場。打っては3打数2安打2打点、投げては5回3安打4失点で、2018年5月20日以来となる白星を手にした。“リアル二刀流”の躍動を、米メディアは続々と報道。「歴史を作った」「悲惨だった投球が極上に変わった」などと称賛が送られている。

「2番・投手」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】
「2番・投手」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

ア・リーグの投手が2安打3得点したのは1971年以来

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、レンジャーズ戦に「2番・投手」で先発出場。打っては3打数2安打2打点、投げては5回3安打4失点で、2018年5月20日以来となる白星を手にした。“リアル二刀流”の躍動を、米メディアは続々と報道。「歴史を作った」「悲惨だった投球が極上に変わった」などと称賛が送られている。


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 まさに“大谷劇場”だった。初回、第1打席で四球を選び、味方の安打で二塁から一気に生還。直後のマウンドでは3ランを浴びるなど4失点したものの、2回以降は立ち直り得点を与えなかった。第2打席に右翼線へ2点二塁打、第4打席にはシフトの穴をついたセーフティーバントを決めるなど、持てる能力を存分に発揮した。

 この日は9三振を奪うなど、投手としては18年5月20日のレイズ戦以来、1072日ぶりの勝利。野手としても3得点した大谷について、米紙「ロサンゼルスタイムズ」は「悲惨だったオオタニの投球が極上の投球に変わり、エンゼルスがレンジャーズを下す」との見出しで記事を掲載。「2回のマウンドに戻ってきたオオタニは生まれ変わったようだった。そこからの4イニングは最も支配的な力を発揮した」と称賛している。

 制球については「(2回からは)51球を投じたが、ボールゾーンに行ったのは17球のみ。90マイル以上の球はコントロールを取り戻し、破壊的なスプリットは、打者を何人も空振りさせた」と伝えられている。また、MLB公式サイトも「9奪三振、3得点、2打点、勝利投手…… オオタニは歴史を作った」とのタイトルで記事を掲載している。

 MLB公式サイトによると「本塁打王が先発登板するということは約100年ぶりのことだった」とのこと。「ア・リーグの投手が2安打3得点したのは1971年5月1日のジム・ペリー以来のことであり、また2安打3得点した投手のうち、9個の三振を奪ったのは1961年6月11日のルイス・ティアント以来のことだった」と、投打の躍動がおよそ半世紀前の出来事以来であることも紹介されている。

 米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のダニー・ヴィエッティ記者は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニは現在ア・リーグの本塁打王(7本)だが、規定投球回をクリアしているア・リーグの投手たちと比べても最も高い奪三振率(14.5)を誇る。そして得点がリーグ5位、打点がリーグ6位である」と考え難い成績を残していることに注目していた。

(THE ANSWER編集部)




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