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井上尚弥の昇級を望む― ナバレッテが再ラブコール「可能性がある。なぜなら彼は…」

ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)とWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の3団体統一戦は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった。そんな中、WBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)は統一戦が組めない現状を嘆いた上で、井上との対戦を改めて熱望。スーパーバンタム級への即時昇格を求めている。

井上尚弥とエマヌエル・ナバレッテ(右)【写真:Getty Images】
井上尚弥とエマヌエル・ナバレッテ(右)【写真:Getty Images】

スーパーバンタム級の最強王者が井上との対戦を改めて熱望

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)とWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の3団体統一戦は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった。そんな中、WBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)は統一戦が組めない現状を嘆いた上で、井上との対戦を改めて熱望。スーパーバンタム級への即時昇級を求めている。


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 2月22日にジェオ・サンティスマ(フィリピン)に11回2分20秒KO勝ちし、王座奪取から1年2か月で早くも5度目の防衛に成功したナバレッテ。現代では異例とも言えるハイペースで防衛を重ねるスーパーバンタム級最強王者は共同プロモート契約を結ぶトップランク社の公式YouTubeに登場した。

「オレは常に統一戦を求めている。自分がファイトを断った姿をみんな見たことはないだろう。常に統一戦を実現させたいと願っている。実現しなかったとしても、自分がやりたくなかったとか、興味がなかったとか、断ったということではないんだ。色々あったが、自分たちは実現させようとしているので、そこは仕方ない。実現しないとすれば、相手がやりたくないだけなんだ」

 記録的なペースで防衛を重ねる25歳のメキシカン。その間、他団体の王者にオファーを出していたが、実現していないようだ。一方で熱望しているのはバンタム級の盟主、井上とのマッチアップだという。

 トップランク社と共同プロモート契約を結んだ井上とは今や“同門”になった。「近い将来での対戦を予期できるか?」と質問されたナバレッテは「これ(コロナ禍)が急速に終息すれば、そして、日本人ファイターからの興味があれば、122ポンド(55.3キロ=スーパーバンタム級)ではどのファイターよりも実現は容易だろうと思う」と語っている。

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