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キウイフルーツ輸入量は過去最高を記録 アスリートも「果物」を摂るべき3つの理由

キウイフルーツがオススメの理由とは

 人気のキウイフルーツに話を戻しましょう。

 キウイフルーツは果物のなかでも非常に栄養価が高く、アスリートにもおすすめ。例えば、栄養価をオレンジやいちごと比較すると、ビタミンCは2~3倍、ビタミンEは3~8倍もキウイフルーツのほうが豊富です。

 また、たんぱく質を分解する酵素も含有。肉や魚を食べた後の消化を助け、胃の不快感を和らげることも期待できるので、食後のデザートにはピッタリ。さらに、皮には抗酸化物質のカテキン、エピカテキンといったポリフェノールも含みます。日本では皮を食べる習慣のない方がほとんどだと思うので、例えば自家製スムージーを作る際に、皮ごと使うとよいでしょう。

 キウイフルーツは日持ちもしますし、冷凍保存も可能なので、安価なときにまとめ買いできてお財布にも優しい。皮がついたまましっかり洗い、水分をぬぐい、ビニール袋に入れて冷凍すれば1か月は保存がききます。凍ったままシャーベッド風に食べる、解凍してヨーグルトやサラダにトッピングするなど、使い勝手も非常によい。生のままで食べる際は、半分にカットしてスプーンですくって食べられるので、「食べるのが面倒くさい」人にもおすすめですよ。

 さて、平成30年 国民健康・栄養調査結果をみると、日本人が1日に食べる果物の量は平均して96.7g。さらに年代別で見ると、20代は49.9g、30代は54.9gと、厚労省が掲げる1日200gの摂取目標量からみると、非常に少ないことがわかります。

 実は講演会などでスポーツをする子供たちのご家族から「ドライフルーツや缶詰の果物ではダメなのか?」という質問をよく受けます。理由は生の果物が高いため。そのような現場の声を聞くと、日本人の多くが果物を積極的に食べない要因は、値段の影響が大きいと感じます。

 加工品は一切ダメとは言いませんが、美味しさ、栄養価ともに、やはり旬の新鮮な果物にはかないません。すぐに解決できる問題ではありませんが、今後、SDGsに伴う様々な取り組みが行われる中で、例えば地元の農家さんの野菜や果物を積極的に購入する、あるいは、最近増えている農業体験をしながら繁忙期のお手伝いするなど、生産者を支え、もっともっと日本各地でフレッシュな果物が手ごろに食べられるよう、私たち一人ひとりが行動を起こしていくことが大切なのではないかと思います。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビートップリーグ・パナソニック ワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、以上サンマーク出版)、『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版』(金哲彦著、高橋書店)など。

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