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「肉を食べていればOK」は誤り? ジュニア選手の成長を助ける「たんぱく質」の知識

栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。サッカーJリーグ・アルビレックス新潟で栄養アドバイザーを務めている公認スポーツ栄養士・長谷川直子氏がわかりやすくアドバイスする。第8回は「ジュニア選手の成長を助ける『たんぱく質』の知識」について。

ジュニア選手の成長を助ける「たんぱく質」の知識を紹介
ジュニア選手の成長を助ける「たんぱく質」の知識を紹介

連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」第8回

 栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。サッカーJリーグ・アルビレックス新潟で栄養アドバイザーを務めている公認スポーツ栄養士・長谷川直子氏がわかりやすくアドバイスする。第8回は「ジュニア選手の成長を助ける『たんぱく質』の知識」について。

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 スポーツ選手に欠かせない栄養素の一つに「たんぱく質」があります。たんぱく質は、筋肉や内臓の構成成分となるほか、毛髪、爪、皮膚、酵素やホルモンの材料になります。ジュニア世代の選手にとっては特に、筋肉の材料になる点だけでなく、骨の成長を助けるといった役割も重要です。

 小・中学生の選手たちに「たんぱく質を多く含む食品には、何があるかな?」と聞くと、「肉!」という答えが圧倒的多数。「たんぱく質=肉」というイメージはすっかり頭に入っているようです。

 一方で、「肉は好きだけど、魚は苦手」という選手や、ご家族の声もよく聞かれます。

「魚は食べないけれど、いろんな種類の肉を食べさせれば同じでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、肉を食べていれば大丈夫、というわけではありません。もちろん、いろんな種類の肉を食べることはとてもよいこと。牛肉は貧血を予防する鉄分、豚肉は疲労回復のためのビタミンB1、鶏肉は筋肉の材料になる良質なたんぱく質が豊富と、肉によっても特徴がありますし、どれもが良質なたんぱく質です。ただし、肉には脂質やエネルギーを多く含まれるため、毎食のように食べていては、エネルギーの摂取過剰の心配も出てきます。

 また、動物性食品に含まれる動物性たんぱく質、植物性食品に含まれる植物性たんぱく質では、たんぱく質を構成している必須アミノ酸が異なります。一つの食材・食品に偏るのではなくいろいろな食品からたんぱく質を摂ることで、筋肉作りにつながったり、ビタミン、カルシウム、ミネラルなど、たんぱく質以外の栄養を補給したりすることもできます。肉だけでなく、魚、卵、豆・豆製品(豆腐、納豆など)、牛乳・乳製品など、なるべく多くの食材から、たんぱく質を摂るように心がけましょう。

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長谷川直子

管理栄養士、公認スポーツ栄養士。09年から新潟を拠点にJリーグのアルビレックス新潟・栄養アドバイザーとして、選手、家族向け栄養セミナーの実施、メニュー作成や調整、個別の食事相談などを担当する。そのほか、スポーツ指導者向け研修会、小中学校でのスポーツと食の講演会、新聞・雑誌の監修やラジオ出演など幅広く活躍。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビューや健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌などで編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(共に中野ジェームズ修一著、サンマーク出版)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、サンマーク出版)、『カチコチ体が10秒でみるみるやわらかくなるストレッチ』(永井峻著、高橋書店)など。

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