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陸上のコラム一覧

  • 疲労骨折で4か月離脱「一番苦しく、もどかしい」 諦めなかった安藤友香が世陸代表に大前進

    2025.03.02

    9月の東京世界陸上代表選考会を兼ねた東京マラソン2025が2日、東京都庁~東京駅前・行幸通りの42.195キロで行われ、女子では東京五輪1万メートル代表の30歳・安藤友香(しまむら)が2時間23分37秒で日本人トップの11位だった。日本陸連のJMCポイントランクで暫定1位に立ち、代表入りへ大きく前進。参加標準記録2時間23分30秒の突破はならなかったが、諦めずに走り抜いた。ストゥメ・アセファ・ケベデ(エチオピア)が2時間16分31秒で大会連覇。

  • 東京マラソンを日本人最速で走ったスーパーの店員 世陸争いに待った、苦労人・市山翼の地道な日々

    2025.03.02

    9月の東京世界陸上代表選考会を兼ねた東京マラソン2025が2日、東京都庁~東京駅前・行幸通りの42.195キロで行われ、28歳の市山翼(サンベルクス)が2時間6分0秒で日本人トップの10位だった。2021年の自己ベストを1分41秒更新し、参加標準記録2時間6分30秒も突破。普段はスーパーの店員を務める苦労人が、世陸代表争いに割って入る力走を見せた。

  • 箱根区間14位からマラソン界の新星に 「高校・大学も実績は…」25歳近藤亮太、道を切り開いたアポなし参加

    2025.02.24

    9月の東京世界陸上男子代表選考を兼ねた大阪マラソンが24日、大阪府庁前スタート、大阪城公園内ゴールの42.195キロで行われた。イフニリグ・アダン(エチオピア)が2時間5分37秒で優勝。近藤亮太(三菱重工)が、日本歴代5位となる2時間5分39秒で日本勢最上位となる2位となった。順天堂大時代に唯一走った箱根駅伝では区間14位。高校、大学と目立った実績がなかった遅咲きの新星は、持ち前のメンタルの強さを武器に、初のフルマラソン挑戦を笑顔で駆け抜けた。

  • 女子マラソンに23歳超新星が現れた謎が判明 同好会→10か月で歴代10位、小林香菜の急すぎる成長曲線

    2025.01.27

    9月の東京世界陸上代表選考を兼ねた大阪国際女子マラソンが26日、大阪・ヤンマーフィールド長居発着の42.195キロで行われ、23歳の小林香菜(大塚製薬)が2時間21分19秒で日本人トップの2位に入った。参加標準記録を突破し、代表争いで大きく前進。大学時代はランニングサークルで走りを磨いた異色の経歴を持つ。社会人10か月目で迎えた大きな飛躍。指導者の予想を超える成長の連続だった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 箱根駅伝で台頭、沖縄県にさらなる後押し 高校野球で一躍脚光の私学「エナジック」が“駅伝部”新設

    2025.01.02

    沖縄の亜熱帯気候に適したトレーニング方法を模索し、名護高校の陸上女子駅伝部で結果を残した大城昭子さん。2014年に自身の母校である北山高校に赴任すると、男子の指導も始めた。そして2019年、後に沖縄の男子駅伝の歴史を塗り替えることになる上原琉翔や嘉数純平ら“黄金世代”が入学してきた。(前後編の後編、「箱根駅伝に異変 “長距離不毛の地”沖縄ランナーが躍進、環境不利な南国で何が…変革を牽引した2人の存在」から続く、取材・文=長嶺 真輝)

  • 箱根駅伝に異変 “長距離不毛の地”沖縄ランナーが躍進、環境不利な南国で何が…変革を牽引した2人の存在

    2025.01.02

    高校や都道府県対抗の陸上全国駅伝は40番台が定位置、個人でも目ぼしいランナーはピンとこない――。そんな「長距離不毛の地」だった沖縄が、変わりつつある。大学スポーツの花形である東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)に出走した沖縄県勢は、これまで十数人にとどまるが、今回の第101回大会にエントリーした選手は6人。史上6校目となる3冠達成を狙う國學院大学で主力を担う上原琉翔(3年、北山高校出身)を筆頭に、力のあるランナーがポツポツと現れてきた。育成環境としては不利とされてきた暑さの厳しい南国の離島県で、何が起きているのか。変革をけん引してきた北山高校前監督の大城昭子さん(61)、陸上クラブ「なんじぃAC」の創設者である濱崎達規さん(36)に話を聞いた。(前後編の前編、取材・文=長嶺 真輝)

  • 「陸上競技と受験は似ている」 敗因はすべて自分、特性を知り“勝てる戦場”を探す陸上で人が育つこと――陸上・為末大

    2024.08.11

    スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト「THE ANSWER」はパリ五輪期間中、「シン・オリンピックのミカタ」と題した特集を連日展開。これまでの五輪で好評だった「オリンピックのミカタ」をスケールアップさせ、大のスポーツファンも、4年に一度だけスポーツを観る人も、五輪をもっと楽しみ、もっと学べる“見方”をさまざまな角度から伝えていく。「社会の縮図」とも言われるスポーツの魅力や価値が社会に根付き、スポーツの未来がより明るくなることを願って――。

  • 五輪に「見てくれる人に感動を」は無くていい 聖人化するアスリート、過度に清く正しくが求められる理由――陸上・為末大

    2024.08.11

    スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト「THE ANSWER」はパリ五輪期間中、「シン・オリンピックのミカタ」と題した特集を連日展開。これまでの五輪で好評だった「オリンピックのミカタ」をスケールアップさせ、大のスポーツファンも、4年に一度だけスポーツを観る人も、五輪をもっと楽しみ、もっと学べる“見方”をさまざまな角度から伝えていく。「社会の縮図」とも言われるスポーツの魅力や価値が社会に根付き、スポーツの未来がより明るくなることを願って――。

  • 「スポーツは必ず計画が狂い、結末を知らない」 この社会に求められ、スポーツが根付いた歴史と考察――陸上・為末大

    2024.08.11

    スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト「THE ANSWER」はパリ五輪期間中、「シン・オリンピックのミカタ」と題した特集を連日展開。これまでの五輪で好評だった「オリンピックのミカタ」をスケールアップさせ、大のスポーツファンも、4年に一度だけスポーツを観る人も、五輪をもっと楽しみ、もっと学べる“見方”をさまざまな角度から伝えていく。「社会の縮図」とも言われるスポーツの魅力や価値が社会に根付き、スポーツの未来がより明るくなることを願って――。

  • 「マラソンは人生には例えられない、なぜなら…」 嫌なら走るのを止めればいいスポーツで人が育つこと――マラソン・谷口浩美

    2024.08.10

    スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト「THE ANSWER」はパリ五輪期間中、「シン・オリンピックのミカタ」と題した特集を連日展開。これまでの五輪で好評だった「オリンピックのミカタ」をスケールアップさせ、4年に一度のスポーツの祭典だから五輪を観る人も、もっと楽しみ、もっと学べる“新たな見方”をさまざまな角度から伝えていく。「社会の縮図」とも言われるスポーツの魅力や価値の理解が世の中に広がり、スポーツの未来がより明るくなることを願って――。

  • 44歳現役スプリンターが今も走り続ける理由 年齢を重ね、手に入れた「メダルより価値のある哲学」――陸上・末續慎吾

    2024.08.06

    スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト「THE ANSWER」はパリ五輪期間中、「シン・オリンピックのミカタ」と題した特集を連日展開。これまでの五輪で好評だった「オリンピックのミカタ」をスケールアップさせ、大のスポーツファンも、4年に一度だけスポーツを観る人も、五輪をもっと楽しみ、もっと学べる“見方”をさまざまな角度から伝えていく。「社会の縮図」とも言われるスポーツの魅力や価値が社会に根付き、スポーツの未来がより明るくなることを願って――。

  • 日本で8番目に速く走れる研修医 文武両道を譲らない、陸上800m広田有紀の「1mmでも進める努力」

    2024.07.02

    今もなお文武両道を貫き続け、笑顔を咲かせたランナーがいた。6月30日まで行われた陸上日本選手権(新潟・デンカビッグスワンスタジアム)。女子800メートルで29歳の広田有紀(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が8位に入った。国家資格を取り、研修医として勤務する傍ら競技を継続。怪我で諦めそうになっても「1ミリでも進める努力」を続けた。文武両道で培った力で結果を残したレース後。次世代への助言を送ってもらった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 最速ランナー田中希実に殻を破らせた感情の文章化 「勝って当たり前は凄く苦しい」からの転換点【日本選手権】

    2024.07.01

    今夏のパリ五輪代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権最終日が30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われた。女子800メートル決勝では、今大会2冠の田中希実(New Balance)が2分05秒14の7位。主戦ではない種目に立ち向かった。3種目を戦い抜き「勝って当たり前の扱いは凄く苦しい」と悩みを抱えつつ、感情の文章化が成長のきっかけの一つになったことを明かした。

  • 五輪絶望の今、桐生祥秀は3歳長男に伝えたい「負けは恥じゃない」 躓き続けた東京五輪後の3年間【日本選手権】

    2024.07.01

    今夏のパリ五輪代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権最終日が6月30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われた。男子100メートル決勝では、自己ベスト9秒98を持つ28歳の元日本記録保持者・桐生祥秀(日本生命)が10秒26(向かい風0.2メートル)の5位。個人種目でのパリ五輪出場は絶望的になった。躓き続けた東京五輪後の3年間。長男に伝えたいことがある。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 涙の代表落ち悲劇を忘れない元女王 体脂肪7%で蘇った福部真子が五輪王手「徹底的に減量した」

    2024.06.30

    今夏のパリ五輪代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第3日が29日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われた。女子100メートル障害準決勝では、28歳の福部真子(日本建設工業)が自身の日本記録まで0秒02に迫る12秒75(追い風0.8メートル)の全体トップで決勝進出。世界陸上出場を逃した昨年4位の悲劇を乗り越え、体脂肪率7%の肉体を作り上げた。参加標準記録12秒77を突破したため、優勝すれば悲願の五輪切符獲得となる。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 衝撃V5田中希実を慢心させないケニア合宿の衝撃 だから今、思う「限界がわからないから知りたい」

    2024.06.29

    今夏のパリ五輪代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第2日が28日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われた。女子1500メートル決勝では、24歳の田中希実(New Balance)が4分01秒44で優勝。参加標準記録4分02秒50を突破し、5000メートルに続く2種目めの代表権を掴み取った。夏にピークを合わせる中で叩き出した好記録。闘争本能を呼び起こしたケニア合宿の成果が出る結果となった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 14歳で3.3万人に支持される陸上女子「やっていてよかったー!」 日本選手権に現れた超新星のSNS活用術

    2024.06.28

    今夏のパリ五輪代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権初日が27日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われた。女子100メートル準決勝では、14歳の三好美羽(広島・福山神辺西中3年)が11秒93(追い風0.7メートル)の組7着。決勝には進めなかったが、初出場で予選突破するなど快走した。陸上の楽しさを届けるため、SNSで積極的に発信。イマドキ女子の活用術があった。

  • 我々はどう生き、死ぬのか「考え続けようではないか」 アスリートの私が記す「人が生きる意味」【田中希実の考えごと】

    2024.06.27

    陸上女子中長距離の田中希実(New Balance)は複数種目で日本記録を持つトップランナーである一方、スポーツ界屈指の読書家としても知られる。達観した思考も魅力的な24歳の彼女は今、何を想い、勝負の世界を生きているのか。「THE ANSWER」では、陸上の話はもちろん、日常の出来事や感性を自らの筆で綴る特別コラム「田中希実の考えごと」を配信する。

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